自動でお掃除してくれるルンバは便利です。
クリーンベース付きのものだと、1年間はゴミ捨てる必要もありません。
だからといって、完全に放置して良いわけではなく、お手入れが必要な部分もあります。
この記事の内容
- ルンバの簡単なお手入れ方法
- ルンバをお手入れしないとどうなるのか
- 交換しないといけない消耗品はなにか
簡単なお手入れで良いので、月1回は行った方が良いです。
お手入れをサボっていると、ルンバがうまく掃除できなくなったり、故障の原因にもなります。
私がルンバのお手入れをサボったことで実際に起きたトラブルもご紹介します。
現在トラブルが起きている方の参考にもなるはずです。
ルンバの簡単なお手入れの頻度と用意するもの
ルンバのお手入れを行う頻度と、用意するものをご紹介します。
お手入れ頻度は月に1回程度
ルンバのお手入れは月に1回ほどで大丈夫です。
メインとなるブラシや前輪部など、公式からは1~2週間でお手入れをオススメしている部分でも、1ヵ月くらいしないとゴミがたまりません。
たまに大きなゴミを詰まらせたりすることもあります。
トラブルに早く気付くために、お手入れ間隔を短くアナウンスしているのでしょう。
もし詰まらせてもいきなり壊れたりはしません。
せっかく自動で掃除してくれるのに、毎週お手入れしていたら便利さが薄れてしまいます。
月1回で大丈夫です。
ルンバシリーズはお手入れが簡単
ルンバはお手入れが簡単にできるようになっていますので、機械に疎くても安心してください。
ほとんどの部品が工具を使わずに外せて、扱いを間違えてもすぐに壊れるようなものではありません。
しっかりとしたお手入れは公式サービスに任せる
日ごろの簡単なお手入れで十分ですが、簡単なお手入れではどうしようもないトラブルが起きることもあります。
素人が簡単に触れられない部分のトラブルは公式にお問合せしましょう。
用意するものはプラスドライバー
ルンバの簡単なお手入れに必要なものはプラスドライバーです。
その他必要な物は拭くものぐらい。
掃除機もあれば良し(ルンバからゴミが落ちるため)。
用意するもの
- プラスドライバー
- 布やティッシュ
- 掃除機
ほとんどの部品はプラスドライバーが無くても外せます。
ドライバーが手元にないなら、外せるところだけでもお手入れしてみましょう。
プラスドライバーが必要なのはエッジクリーニングブラシとバッテリー部分です。
バッテリーはトラブルが起きていないなら触らなくて大丈夫。
ルンバのお手入れ箇所と方法
ルンバのお手入れ方法をご紹介します。
お手入れ箇所
- メインのブラシ(デュアルアクションブラシなど)
- エッジクリーニングブラシ
- 車輪
- 充電端子
- センサー部
- カメラ
- ダストボックスとフィルター
- 本体のバンパー
全箇所のお手入れをしても30分かからないくらいで終わります。
写真は、私が使用している「ルンバj7+」の場合になります。
メインのブラシのお手入れ方法
掃除機として一番重要なブラシから解説します。
まず、ルンバを裏返しましょう。
ブラシの横の部分に指をひっかけて開きます。
この状態でブラシを片側に寄せると外せます。
ブラシの回転軸に髪の毛などが絡まっているので取り除きましょう。
ブラシを戻すときは、軸の形に合わせてはめるだけです。
エッジクリーニングブラシのお手入れ方法
いちばんゴミが絡まりやすいのが、エッジクリーニングブラシです。
エッジクリーニングブラシを取り外すにはプラスドライバーが必要になります。
ルンバを裏返します。
エッジクリーニングブラシの中央にあるネジをプラスドライバーで回します。(反時計回り)
エッジクリーニングブラシが外れたら、絡まっているゴミを取り除きましょう。
戻すときはネジを時計回りに回しましょう。
エッジクリーニングブラシは消耗品ですので、交換時期がきたら交換しましょう。
車輪のお手入れ方法
あまりゴミが絡まる部分ではありませんが、一応お手入れしましょう。
ルンバを裏返します。
前輪は引っ張ると外れます。
少し勇気がいりますが、しっかり引っ張りましょう。
外れたら、軸の部分に絡まっているゴミを取り除きましょう。
取り付ける時は、押し込むだけです。
大きな車輪にもゴミが絡まっていたら取り除きましょう。
充電端子のお手入れ方法
充電端子はルンバ本体とクリーンベース(ホームベース)の両方にあります。
ここが汚れていると、充電ができません。
ルンバを裏返します。
この部分が充電端子です。
ベース側にも端子があるので拭きましょう。
センサーのお手入れ
段差を感知するセンサーが汚れていると、動きがおかしくなります。
そんなに汚れないので、サッと拭くだけで大丈夫です。
ルンバを裏返して、センサー部を拭きましょう。
カメラのお手入れ
ルンバにはカメラが付いています。
基本的には上面にカメラがあり、jシリーズは前面にあります。
カメラがある部分をサッと拭きましょう。
ダストボックスとフィルターの手入れ
ゴミを貯める部分なので、最も汚れやすいです。
クリーンベース(自動ゴミ収集)があってもお手入れが必要になります。
ルンバのダストボックスは、ゴミ箱マークのボタンのような部分を押すと外れます。
ダストボックスにフィルターが取り付いているので、外しましょう。
ダストボックスは水洗いができます。
フィルターは水洗いできませんので、必ず外してから水洗いしてください。
フィルターのホコリも落としておきましょう。
フィルターは消耗品なので、定期的に新品に交換する必要があります。
本体のバンパーのお手入れ
ルンバ本体が周りのものと接触する部分です。
良く汚れるので拭きましょう。
本体の周りを拭くだけです。
汚れたり、傷がつくのが嫌な方は保護シールをおすすめします。
交換が必要な消耗品もある
ルンバはお手入れすればずっと使えるわけではありません。
交換する必要がある消耗品もあります。
ルンバの消耗品
- エッジクリーニングブラシ
- フィルター
- デュアルアクションブラシ
- 紙パック(クリーンベース付属モデルのみ)
簡単に交換できるようにはできていますが、購入に少しお金がかかります。
交換時期は公式アプリの「製品の状態」から確認化のです。
エッジクリーニングブラシの交換方法
エッジクリーニングブラシは、使用しているとブラシの部分がボサボサになります。
ボサボサの状態では上手く機能しないので交換が必要です。
交換方法はお手入れの時と同じく、ルンバを裏返して、プラスドライバーで外してください。
新しいエッジクリーニングブラシに着け変えたら交換完了です。
アプリの「製品の状態」で、使用期間のリセットを行いましょう。
フィルターの交換方法
フィルターは、使用していると目詰まりしていきます。
交換時期が来たら交換しましょう。
交換方法を解説します。
ルンバのダストボックスを取り外します。
ダストボックスの横についているのがフィルターです。
指でひっこ抜けます。
新品のフィルターに付け替えれば完了です。
アプリの「製品の状態」から、使用期間のリセットを行いましょう。
デュアルアクションブラシの交換方法
ゴムでできているので、少しずつすり減っていきます。
寿命が長いので、交換する機会はあまりないでしょう。
1年使用していますが、アプリ上でまだ3分の1ほどしか減っていません。
交換方法は、ルンバを裏返してからブラシ横のつまみを引くと、カバーが開いてブラシを取り外せます。
新品に付け替えたら完了です。
公式アプリの「製品の状態」から使用期間をリセットしましょう。
紙パックの交換方法
クリーンベースの紙パックにゴミを溜めるので、一杯になったら交換しましょう。
交換方法は、はじめにクリーンベースのフタを開けます。
紙パックのスライドを上にに上げます。
これによって紙パックにフタがされて、中身が出なくなります。
紙パックを上に引き上げて取り外します。
そのままゴミ箱に捨てましょう。
新しい紙パックを取り付けて、スライドを下げたら完了です。
ルンバのお手入れをサボって実際に起きたトラブル
私がお手入れをサボったせいで起きたトラブルをご紹介します。
失敗談を聞けば、お手入れの重要さが伝るはずです。
充電されず、掃除が開始されていなかった
充電端子のお手入れをサボって起きたトラブルです。
充電端子が汚れていて、ルンバが充電されなくなってしまいました。
見た目上はベースに帰還しているので、しばらくは気が付きません。
私はルンバがスケジュールで動くように設定していて、週に4回勝手に掃除してくれています。
充電されていないと動くことができないので、掃除が行われなくなっていました。
部屋が妙に汚いなと思い、気が付いた時には2週間ほど掃除されていない状況でした。
ルンバが使えなくなるので、しっかりお手入れしましょう。
掃除中に異音がする
エッジクリーニングブラシにゴミが絡んだまま放置した結果です。
掃除中に変な音がしていて、音が鳴るのはエッジクリーニングブラシが動いている間だけでした。
「間違いなくゴミが絡んでいるな」と思って見てみると、髪の毛が絡まりまくりです。
ゴミを引きずって動いていくので、部屋を汚してしまいます。
しっかりとお手入れすべきです。
公式のお手入れ動画もある
公式からもお手入れの動画が出ています。
公開されている動画
以下の動画は一般に公開されている動画です。
https://www.youtube.com/@irobotstyle
メールに来るアドレスから見ることができる動画
ルンバの公式サイトやアプリに登録しているメールアドレス宛に、公式からのお知らせがきます。
その中に、ルンバのお手入れ説明会の案内があったりします。
不定期ですが、ルンバのお手入れを説明するライブ配信が行われているのです。
メールアドレスに記載されているURLを押せば、アーカイブを見れるようになっています。
気になる方は見てみてください。
お手入れ不足は故障の原因にもなる
ルンバのお手入れをサボると故障にもつながります。
公式の動画でも、お手入れ不足による故障が多いと言っていました。
故障の回避にもなるので、しっかりとルンバのお手入れを行いましょう。
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