「SwitchBot ハブ3」が発売されて様々なガジェットブロガーやyoutuberが絶賛しています。
しかし、私は購入を見送りました。
追加された機能が必要ないと感じたうえに値段がかなり高くなっているからです。
今回の記事では以下の内容で書いています。
- SwitchBot ハブ3の進化点
- 私がいらないと感じた理由
- おすすめのスマートリモコンと使い方
SwitchBotのスマートリモコンをずっと使用し続けているからこその生々しい意見を書いていますので、「SwitchBot ハブ3」の購入を検討中の方は参考に見て行ってください。
「SwitchBot ハブ3」の進化点

「SwitchBot ハブ3」が「SwitchBot ハブ2」から進化した点をまとめます。
実際に使用したわけではなく、公式から明言されている内容での比較になりますので悪しからず。
- 本体に多のボタン&ダイヤル追加で最強のリモコンに
- Bluetooth接続でWi-Fi切断時も操作可能
- 液晶に天気とCo2の情報が追加
- 人感センサーとCo2センサーの追加
- センサーで自動的に快適な環境へ
本体が大きくなり、できることがかなり増えています。
スマホや音声アシスタントを使用しなくても「SwitchBot ハブ3」の本体でほとんどの操作が可能です。
本体に多くのボタン&ダイヤル追加で最強のリモコンに

「SwitchBot ハブ3」の一番大きな変更点は本体に多くのボタンと大きなダイヤルがついたことです。
ダイヤルでエアコンの温度や照明の明るさを本体だけで手軽に細かく操作可能です。
かなり細かく操作できる&すべての家電を操作できるとなれば最強のリモコンとして家のすべてを最も効率的に動かせることでしょう。
登録しているシーンもひとつのボタンで動かせるので、本体を手が届く位置に置いておけば大活躍すると思います。
Bluetooth接続でWi-Fi切断時も操作可能

基本的にハブ本体への接続はWi-Fiを通して行われていましたが、スマホと本体がBluetooth接続することで停電した時でも使用可能になりました。
基本的には家にインターネットが通じているので不要な機能ですが、いざというときに助かる機能です。
家が突然真っ暗になってもスマホから照明をONにすれば家の電気がつくかもしれません。
停電してるんで照明すらつかない可能性は高いですけど。
液晶に天気とCo2の情報が追加

本体の液晶上に表示される情報が追加されました。
天気とCo2が表示されます。
特に天気は出かける前に見える位置に置いておくことで傘の必要性がわかったりするので便利だと思います。
Co2は見てもどうしたら良いかわかりません。
本体が大きくなったことで見づらいこともなさそうです。
人感センサーとCo2センサーの追加

先ほどCo2が液晶に追加されたと紹介しましたが、そのためにセンサーも追加されています。
さらに人感センサーも追加されているようです。
人感センサーの搭載によって、人が来たら自動で照明がONになるといった使い方が可能になっていると思います(公式サイトに詳しい記載なし)。
これができればかなり便利な機能で、すべてのライトをセンサー式のようにできるわけです。
どれほどセンサーが反応するかはわかりませんが、ハブ3を購入する理由の大きなひとつになります。
センサーで自動的に快適な環境へ

ハブ2に引き続き温度と湿度のセンサーも搭載しており、人が快適に感じる温湿度へ自動的にエアコンを操作してくれます。
人がいるときに快適にしてくれるだけではなく、人感センサーで人がいないことを察知したら省エネ運転をするようにもしてくれるので、ズボラな人にはありがたい機能です。
また、家に人がいなくてもカーテンや照明を動かすことで家に人がいると思わせる=防犯に役立つモードもありますので一人暮らしや共働きにはありがたいです。
「SwitchBot ハブ3」をいらないと感じた理由は「本体を操作することはない」から

進化点を見たうえで、私が「SwitchBot ハブ3」がいらないと感じた理由は進化したのが本体のほうだからです。
スマートリモコンの利点はリモコンをひとつにまとめて簡潔に操作&リモコン置き場をなくしてスッキリさせることだと感じています。
同じSwitchBotのハブミニとハブ2は実際に使用していて、この利点を大きく感じていました。
今回の「SwitchBot ハブ3」の進化の仕方に魅力を感じる点もありましたが、それ以上に邪魔に感じる可能性を感じてしまうのです。
本体の存在感が大きい

「SwitchBot ハブ3」はボタンがたくさんある上に液晶も多きめなので本体のサイズが大きいです。
さらに、本体がブラックなのでインテリアが黒を基調にしていない場合は目立つ存在になります。
ハブミニやハブ2との比較は以下の通り。
SwitchBot ハブ3 | 本体サイズ:126×94×38mm 本体色:ブラック |
---|---|
SwitchBot ハブ2 | 本体サイズ:80×70×23mm 本体色:ホワイト |
SwitchBot ハブミニ | 本体サイズ:65×65×20mm 本体色:ホワイト |
SwitchBotハブミニ(matter対応) | 本体サイズ:65×65×20mm 本体色:ホワイト |
「SwitchBot ハブ3」はハブ2の1.5倍、ハブミニの2倍近いサイズになります。
ひっそり存在しているくらいでちょうどよかったスマートリモコンががっつり存在感を放つようになるのでしょう。
本体を操作して使用する分には使いやすく、見た目も良いことを考えると好きな人には逆に良い点になるかもしれません。
置き場所が難しすぎる

「本体が大きいのはわかったけれど、本体ひとつで全部の家電が操作できるなんて便利すぎる。見た目もカッコ良い」
という考えは私にもありましたし、記事を読んでいるあなたも考えたかもしれません。
ここで問題になるのが置き場所です。
一般の方にとって最もいる場所から手が届く位置を考えると、リビングのテーブル上が一番に思い浮かび上がると思います。
しかしこの「SwitchBot ハブ3」は本体が大きいので邪魔に感じそうです。
さらに問題なのがケーブルの存在になります。
電池で動くリモコンと違って「SwitchBot ハブ3」は電源ケーブルにつないでいる必要があります。(充電式だったらごめんなさい。サイトにその記載はないし、すべての画像にケーブルが写っています。)
リビングのテーブルってコンセントがある壁から離れていませんか?
コンセントからテーブルまでケーブルが垂れ下がっているって全然スマートじゃないですよね。
基本的に壁際のテーブルや棚の上でないと邪魔に感じるはずですので、手が届く場所に欲しいという考えと合わないんです。
スマートリモコンはスマホや音声アシスタントでの操作がメイン

壁際に設置すればすべての問題は解決します。
インテリアとして映えるし、機能としても便利ですよね。
でもその機能はあなたが常に手に持っているスマホからできるんです。
本体のボタンがいくら増えようと、それと同じかそれ以上の操作をスマホから行えるようになっています。
それなら壁際までいかずにソファからスマホを開きますよね。
私の場合、スマートリモコンは音声アシスタント(Googleアシスタント)での操作がメインです。
スマホからの操作すら面倒で使っていません。
価格が高い

「それでも最新機種が欲しい」という方もいます。
私もこのタイプです。
ですが、値段を見て買うのをやめました。
- SwitchBot ハブミニ 5480円
- SwitchBot ハブミニ(matter対応)5980円
- SwitchBot ハブ2 9980円
- SwitchBot ハブ3 16980円
ハブミニから使っていた私はハブ2ですら高いなぁと思いつつ、その進化点に納得して購入しました。
「SwitchBot ハブ3」はハブ2からさらに7000円高くなっており、今まで紹介したように使わないんじゃないかという進化点でこの値段です。
正直見た目はカッコ良いんですが、それだけの価値はないと判断しました。
ハブミニとハブ2が機能として十分すぎる

「SwitchBot ハブ3」はスマートリモコンとしては本当に高性能です。
しかしハブミニとハブ2で大満足していた私にとってはもはや不要の進化点に感じてしまいました。
どれだけ本体が進化しようと、置き場所やスマホと音声アシスタントの利便性に勝てなければ意味がありません。
今回の進化はそこに達しておらず、ハブミニとハブ2で十分事足りるのです。
ちなみに、ハブ2の温湿度表示はかなり便利に感じていて、エアコンや空気清浄加湿器を使用する判断材料になります。
「SwitchBot ハブ3」の天気の表示もかなり便利ですが、そのために7000円は高いです。
ハブミニとGoogle Nest Hub(音声アシスタント+キレイな液晶付き)を買ったほうが天気以外も見れて便利だし、ある程度の操作もGoogle Nest Hubのタッチパネルでできます。


在宅デスクワーカーにはおすすめ

私が「SwitchBot ハブ3」をいらないと感じた理由を踏まえてもおすすめできる方がいます。
自宅のパソコンデスクで仕事をする方々にはおすすめです。
コロナでリモートワークになった方はもちろん、専業ブロガーやyoutuberのように自宅のデスクが主戦場の方にはうってつけです。
かっこよい見た目の便利リモコンがケーブルのデメリットをなくしてデスク上に設置されることになります。(デスクが壁際の場合のみ)
ちなみに私はこのブログを運営していますが、ノートパソコンを買ってしまって家中のいたるところで作業を行うので「SwitchBot ハブ3」が合いませんでした。
毎回決まったデスクで作業するなら、紹介したデメリットを踏まえても購入していたかもしれません。
同じ値段ならスマートリモコン+音声アシスタントをおすすめ

「SwitchBot ハブ3」は確かに進化しまくっていますが、すべての人が値段分の価値を感じるかと言われたら厳しいと思います。
もっと安いSwitchBot社のハブミニやハブ2+音声アシスタントのほうが便利に感じると思いますし、私はこの組み合わせにとても満足しています。
逆に、家に自分のデスクがあって、デスク上から家の家電を制御したい方にはとてもおすすめできます。
それなりのスペースがデスク上に必要にはなりますが、手元に置いておけば操作したい瞬間にすぐに操作できて快適に感じるでしょう。
家でスマホの充電ケーブルすら邪魔にかんじる人には絶対に向いていませんので、在宅デスクワーカーのブロガーやyoutuberに騙されないでください。
買ってよかった家電
このブログでは買ってよかった家電の記事はTOP10に厳選するというルールで記事を公開しています。
50個とか紹介しているサイトもありますが、正直私は信用できないと思っています。なんでも入れられますし。
本当に買ってよかったものを10個しか紹介できないことで、頭を抱えながら随時更新しながら紹介していますので是非参考にされてください。
