評価:3
料理をされる方はオーブン機能のあるオーブンレンジを持っていると、料理の幅が広がりますよね。
オーブンレンジで有名なのがパナソニックの「ビストロ」とシャープの「ヘルシオ」です。
今回はパナソニックの「ビストロ」の購入を考えている方向けの記事になっています。
- 「ビストロ」の使用感を聞きたい
- メリットとデメリットは?
- 解凍がうまくいかない欠点の対策は?
これらについて知りたい方はぜひ読んでみてください。
私は彼女と同棲を始めるタイミングでパナソニックの「ビストロ」を購入して、1年半以上使用しています。
ほぼ毎日自炊で使用している感想ですので参考にされてください。
ビストロを1年半使ってみた感想

パナソニックの「ビストロ」は細かく言うと家庭用スチームオーブンレンジです。
スチーム機能が特徴ですね。
そんなビストロを1年半以上使った感想を述べます。
ビストロの良い点
- オーブン・スチーム・発酵など機能が多いので色んな料理ができる
- タッチパネルで直感的に操作できる
- 使用後に電気代が表示される
使用しているのはNE-BS657

私が1年半以上使用しているのが、NE-BS657です。
簡単にこの機種の説明をすると、
というのが特徴です。
26Lサイズ
大きすぎないサイズ感のオーブンレンジですね。
オーブンレンジは大きい物が多いです。
タッチ画面操作
タッチ操作は直感的に操作できて使い勝手が良いです。
説明書を読まなくても使いこなせるのはありがたいですね。
一応着せ替えもできます。




好きなデザインにするのはもちろん、飽きてきた頃に変えると新鮮な気持ちで使うことができます。
50のレシピが入っている

レシピも初めから入っていて、指示通りの食材を入れると上手に作ってくれます。
しかし、この機種では後からレシピの追加はできませんでした。
機能

以上が私の持っているビストロについている機能です。
多いと感じたかもしれませんが、ビストロの中では普通です。
よく使う機能について簡単に使用感をお伝えします。
あたため

やはり、一番使用するのは温めです。
最近の電子レンジたちは回さずに温めますよね。
この機種も回さないで温めるのですが、少し温めムラがあるように感じます。
出力などの変更もタッチパネルから簡単に行えます。
解凍

解凍に関しては難ありです。
詳しくは後からご紹介します。
メニューは多く、細かく設定できます。
オーブン

そしてオーブン機能もよく使用します。
私は料理に詳しいわけではなく、彼女の要望でオーブンレンジを買ったのですが、オーブンを使う料理はかなり多いです。
グラタンなどを作るのはもちろん、お菓子作りでも良く使用しています。
最近だと、彼女がチーズケーキ作ってました。
オーブンがあるだけでできることは増えますね。
オーブンの能力に関しては不満はありません。
しっかりと機能してくれています。
スチーム

ビストロはスチーム機能があるのも特徴的ですよね。
スチーム機能は解凍でなぜか必ず使われます。普通に解凍してくれよ。
私が感動したのは、パンを温める専用のモードと卵の調理です。

パンを温める時に専用のメニューから行うと、スチームを使用して焼きたてのパンみたいな感じを再現してくれます。
コンビニのパンがサクッとしたパンに焼きあがります。
卵は、スチームを使用することで半熟卵やゆで卵を作ることができます。
こちらも専用のメニューから行うだけで簡単にできます。
ただ、半熟卵は終わったらすぐに取り出さないと、レンジ内に残った熱で温められて半熟では無くなってしまします。
お手入れ機能

ビストロは手入れもしやすくするための機能が付いています。
- 庫内の汚れをスチームで浮かせる機能
- 天井の汚れや臭いを高温で分解・脱臭する機能
- スチームで使用する水路の洗浄と水抜きクエン酸洗浄機能
スチーム機能を搭載していると手入れが面倒という話も聞きますが、私が使用している感じでは、手入れが面倒とは感じていません。
汚れさえきちんと拭いていれば困ることは無いと思います。
しかし、このあと欠点でもお話ししますが、力強く汚れを拭こうとすると庫内の底が割れました。
クエン酸洗浄は、クエン酸をタンクに入れると勝手にやってくれます。
クエン酸洗浄が必要になってくるタイミングで画面に表示されて知らせてくれるようになっています。
しかし、1年半使っていてまだ表示されたことはありません。
使用後に電気代が表示される

ビルトロは使用後に電気代が表示されます。
オーブン機能などさまざまな機能を使用すると電気代が高くなってしまうんじゃないかと不安になってきます。
電気代が表示されることで「以外と電気代かからないんだな」とわかるので、あんしんして使用できます。
電気代が気になって使用しなくなっては意味がないですからね。
使用感のまとめ
あたため機能にムラを感じるものの、ほかのレンジでも同じような感じだと思いますので気にしていません。
オーブンがあることで料理できる幅が増えたことで、彼女も料理やお菓子で色んなメニューに挑戦できています。
「ビストロ」にはスチーム機能もあるので、さらにできることが増えました。
そしてタッチ操作なのもお気に入りです。
私がこの機種を選んだ理由は、タッチ操作の機種では一番安かったからです。
最近のレンジって感じがするし、機能を使いこなすのが簡単になるのでおすすめです。
彼女もはじめは、「使いこなせないかも」って言ってましたけど結構活用しています。
機械に疎い彼女でもそれなりに使えているので、タッチ機能も相まって使いやすく設計されていると感じます。
しかし、気になる欠点もあります。
ビストロの欠点

1年半以上使った結果、ビストロの欠点は
以上の2つだと思います。
たった2つですが、結構致命的な2つですよね。
私が感じた2つの欠点について詳しくお話しします。
解凍がうまくできない

ビストロには「スチーム半解凍」「スチーム全解凍」といった解凍モードがあります。
普通の解凍はなく、スチームを使ったモードのみです。
これがうまく解凍できないんですよ。
時間が短いと解凍できません。
時間が長いと表面が焼きあがります。
肉や魚を温めると表面(特に上)が焼けます。
しかし、中心部や底の方はまだ凍っている状態になるんですよね。
解凍は使う機会の多い機能なので、大きな不満点になります。
庫内の底が割れやすい(気がする)
私が経験した実際の状況をお話しします。
普段の掃除をさぼっていると、底面が汚れてきます。
汚れが目立ってきていたので、庫内洗浄機能を使用して汚れを浮かせた後に拭きあげようとすると変な感触がしました。
底が割れていたんです。
拭く前から割れていたのか、拭いて割ってしまったのかはわかりませんが、理由は以下のどちらかだと思います。
- こぼれた調味料などの化学変化てきなもので割れた
- 拭く力が強すぎて割れた
こぼれた調味料が原因のこともあるっていうのは、パナソニックの修理センターに電話したら言われたことです。
化学変化的な物で脆くなるかもしれないとのこと。
ちゃんと拭き取れってことですね。
そして、拭く力が強すぎた可能性。
目に見えて汚れていたので少し力を入れてはいましたが、そんなゴシゴシ拭いたわけではないです。
しかし、割れていました。
精密機械なので慎重に扱った方が良いです。
そして、修理センターからきたおじいさんが言っていたのが、
底が割れるのは良く聞く症状
ということ。
よく見る症状だから保証を使って無料で修理できると思うとのことでした。
実際に保証が使えて無料で修理していただけました。
アフターサービスの良さは、さすがは大手会社のパナソニックですね。
しかし、修理やサポートが手厚くても底が割れてしまうのは大きな欠点になってしまいますよね。
修理の際にはしばらく預けることになってしまい、レンジが使えず不便になりました。
以上が私が感じた欠点です。
解凍がうまくできないことへの対策
解凍機能は料理をする方は多く使う機能ですので、なんとかしたいですよね。
パナソニックが解凍する時のポイントとして紹介している内容が、
- 冷凍庫から出してすぐの状態で行う
- ラップなどは外す
- 脂身や鳥の皮を下にして行う
ということでした。
なんとなくですが、ラップを付けたままレンジに入れるイメージがありませんか?
我が家でもラップをしたまま入れていたので、ラップを外したりして上記の内容を試してみました。
冷凍庫から出したてのカチコチの状態で、ラップをはずしました。

スチーム全解凍の標準で行います。

結果は、外側は解けていて中は凍ったままでした。
このまま中が解けるまで解凍しようとすると外側が焼きあがってしまう、よくあるパターンです。
解凍がうまくいかないことへの対策に有効と言える結果にはなりませんでした。
まとめ
私がパナソニックのビストロを1年半以上使った感想をまとめると、
- オーブン機能とスチーム機能で料理の幅が広がる
- 様々な専用メニューで料理をサポートしてくれる
- 手入れれも機能を使うことで簡単に行える
- 解凍がうまくできない
- 底が割れやすい
- 解凍を行うときは、冷凍庫から出してすぐ、ラップを外して行う
- 清掃は丁寧に行う、汚れを放置しない
というお話でした。
解凍機能だけで見るとシャープの「ヘルシオ」が勝っているかもしれません。
しかし、完全に解凍されないくらいなら料理への影響はそこまで大きくはないです。
普通に使えています。
また、「ビストロ」にはスチーム機能がありますので、料理の幅が広がるのは間違いありません。
ビストロについて気になっている方の参考になれば幸いです。
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