評価:3.5
最新の家電はスマホから操作できる物が多いですよね?
高価な家電ほどスマホ連携の機能を持っています。
最新の家電たちがスマホと連携する理由は便利だからです。
ってなるのが普通なんですけど、解決策があります。
今ある家電をスマホで操作できるようにする
買い替えることなくスマホから操作できるようにすれば良いのです。
それを叶える商品が「SwitchBot Hub Mini(スイッチボット ハブミニ)」です。
スマートリモコンと呼ばれるこの手の商品は他にもあるんですが、SwitchBot Hub Miniは十分な性能を持っているのに安いのが特徴です。
SwitchBot Hub Miniの特徴
- 安い
- 家電をスマート化するのに必要な機能が揃っている
- SwitchBotシリーズで揃えればもっと便利になる
SwitchBotは他にもスマートホーム化に向けた商品を販売しています。
カーテンを自動化してくれる商品が有名です。
SwitchBotシリーズでも人気ナンバーワンのSwitchBot Hub Miniをご紹介。
また、2023年3月24日に発売されたSwitchBot Hub2との違いも解説します。
SwitchBot Hub Miniでできること
SwitchBot Hub Miniでできることは、家電の赤外線リモコンの代わりになる事です。
家にあるテレビやエアコン、照明などのリモコンとして動作します。
現在、あなたの家にあるリモコンの代わりになるのです。
SwitchBot Hub Miniはインターネットに接続するので、家電をいつでもスマホで操作できるようになります。
スマホをリモコンにできるようになる
SwitchBot Hub Miniが家でリモコンになり、インターネットに接続されています。
あなたが手に持っているスマホもインターネットに接続されていますよね?
インターネットを経由してスマホから家電を操作できるようになります。
SwitchBot Hub Miniがリモコンになる=スマホがリモコンになる。
さらに、家族のスマホからも操作できるのでリモコンが増えることにもなります。
音声の操作にも対応(アレクサ、グーグルアシスタントを使用)
インターネットに接続されているのはスマホだけではありません。
アレクサやグーグルアシスタントのような音声アシスタントもインターネット経由でSwitchBot Hub Miniを操作できます。
音声アシスタントと連携すれば、声だけで家電を操作可能。
「アレクサ、電気つけて」
「OKグーグル、テレビ消して」
これだけで操作できます。
最新の家電感がありますよね。
でも、家電自体は今まで使っていたもので、買い替える必要はありません。
アップルウォッチでも操作可能
インターネット経由で操作できるデバイスはまだあります。
最新感の漂う腕時計、アップルウォッチです。
常に腕につけているのなら、その腕から家電の操作が可能になります。
外出先から家電を操作できる
インターネット経由で操作できるので、外出先からでも操作できます。
スマホが圏外にならない限り可能です。
って時には外出先からエアコンの電源を入れればOK。
帰った時には涼しくしておくことができるのです。
これはエアコンに限らず、赤外線リモコンで操作する家電ならできます。
便利になる使用シーン
実際に使用している私が便利に感じているシーンをご紹介します。
リモコンを探す時間がなくなる
家族で争いが起きる、リモコンどこやった現象に終止符が打たれます。
家族間で同じSwitchBot Hub Miniを操作できるので、各々のスマホから操作して終わりです。
リモコンを置くスペースがいらなくなる
リビングのテーブルにリモコンを並べている家庭は多いですよね。
リモコンをたくさん入れるためのスタンドも良く見ます。
SwitchBot Hub Miniを使用すれば、リモコンを手に届く場所に置いておく必要はありません。
リモコンがなくなるので、食事する時もテーブルを広く使えます。
ただし、リモコンは捨てない方が良いです。
SwitchBot Hub Mini側のトラブルが起きる可能性もあるので、リモコンは保管しておきましょう。
消し忘れもスマホから操作
寝室のベッドに横になってからリビングの電気消し忘れに気づくことってありませんか?
こんな状況でSwitchBot Hub Miniは活躍します。
わざわざリビングに戻らなくてもスマホから電気を消せるからです。
シーンの活用でさらに便利になる
シーンとは、一連の動作を記憶させる機能です。
例えば、「行ってきます」というシーンを作成し、電気やテレビを消すように記憶させます。
こうすると、出かける時に「行ってきます」という1回の操作でテレビと電気が消えます。
わざわざ電気を消して、次はテレビを消して……という必要がなくなるのです。
たった一つの操作ですべての電気を消すようにしておけば、消し忘れ対策にもなります。
逆に、「ただいま」で電気とテレビを点けることだって可能です。
SwitchBot Hub Miniの外観と同梱物
SwitchBot Hub Miniについて詳しく見ていきます。
SwitchBot Hub Miniの外観
見た目はとてもシンプルで、パッと見た感じは四角くて白いだけ。
よく見ると側面にボタンがあり、このボタン以外に操作部はありません。
上部も電源を入れるとライトが付きます。
その他スペック
- サイズ 64㎜×64㎜ 厚さ19mm
- 重量 35g
ものすごく軽いことと、白いプラスチックな見た目は少し安っぽく見えるかもしれません。
本体の裏側はフックでひっかけられるようになっています。
滑り止めもあるので、何かの上に置いていてもズレにくいです。
SwitchBot Hub Miniの同梱物
SwitchBot Hub Miniの同梱物
- SwitchBot Hub Mini本体
- USBケーブル
- 両面テープ
- 取り扱い説明書
SwitchBot Hub Miniを購入しただけではあるものが足りません。
USBケーブルは付属しますが、ACアダプタは付属しません。
家で余っている物を使用するか、新しく購入する必要があります。
両面テープは本体を壁に貼り付ける時に使用します。
SwitchBot Hub Miniの設定と使い方
実際にSwitchBot Hub Miniを使用する際に必要な設定と使い方を解説します。
初期設定
最初に、アプリからアカウントを登録する必要があります。
スマホにSwitchBotのアプリをダウンロードしましょう。
SwitchBot
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アプリを開くとログインを求められます。
アカウントを持っていない場合は新規作成する必要がありますが、グーグルアカウントを使用することができます。
ホーム情報の作成は、自分がわかればテキトーな名前で大丈夫です。(マイホームのままでもOK)
初期の設定は以上です。
家電の登録方法
家電の登録方法をご紹介します。
スマホからSwitchBotのアプリを開き、右上の「+」を押します。
何を追加するか選べる画面になったら、下の方へスクロールしてください。
「赤外線リモコン」と書かれているところから、登録したい家電の種類を選択します。(合う物がなければその他を選択)
次の画面でSwitchBot Hub Miniを選択。
あとは画面の指示に従って、登録を進めます。
登録したい家電のリモコンをSwitchBot Hub Miniに向けてボタンを押しましょう。
登録したいボタンを全部押す必要があります。
登録したいボタンをすべて認識してくれたら完了です。
使い方
SwitchBotのアプリを開いて、家電の右上に雲マークが付いたら操作できます。
家電を選択すると、その家電のリモコンの画面になります。
エアコンを選択した場合、リモコンは冷房や暖房、温度を選択できるリモコンが表示されます。
テレビを選択するとチャンネルや音量の選択ができるリモコンが教示されます。
雲マークがつかない場合は「SwitchBot Hub Mini」との通信ができていない状態です。
待ってみてもつかないなら、一度「SwitchBot Hub Mini」の電源を抜いて再起動すると解決するかもしれません。
音声での操作
音声操作はもっと簡単です。
はじめに音声アシスタントとスイッチボットを連携する必要があります。
グーグルアシスタントの場合は、グーグルホームアプリをダウンロードして登録するだけ。
詳しいやり方は公式サイトを参照してください。
あとはグーグルアシスタントの場合は「OKグーグル」、アレクサの場合は「アレクサ」と言った後に命令をするだけ。
「電気点けて」と言えば電気が点きます。
SwitchBot Hub Miniの1年使用レビュー
私がSwitchBot Hub Miniを使用するようになってから1年以上経つので、感じたメリットやデメリットをお話しします。
SwitchBot Hub Miniのメリット
- リモコンが不要になる
- 外出先からの操作
- 音声操作で本領発揮
- シーンが便利
- SwitchBotシリーズでの連携が魅力
- 価格が安い
リモコンが不要になる
SwitchBot Hub Miniの一番の魅力はリモコンを統一できることです。
すべてのリモコンを登録してしまえば、リモコンを手の届く範囲に置いておく必要はありません。
スマホや声で完結します。
ご飯を食べる時にテーブルのリモコンを片付ける手間も必要ありません。
リモコンどこやったっけって探す手間もなくなります。
外出先から操作
夏や冬場は、家に帰ったら部屋が暑い・寒いといった状態になりますよね?
出先から家電を操作すれば、帰った頃には快適な空間になっています。
SwitchBot Hub Miniは家のWi-Fiに接続されていて、スマホがネットに繋がってさえいれば、どこからでも操作できます。
家に帰ってから動きたくなくなるのは、室温が快適ではないからです。
快適な状態で帰宅すれば、そのまま家事に取り掛かれて自分の時間を作りやすくなります。
音声操作で本領発揮
SwitchBot Hub Miniの一番便利な使い方は音声操作だと感じました。
スマホがすべてのリモコンになるのは便利ですが、アプリを起動する必要があります。
「それくらいいいじゃん」
って思うかもしれませんが、音声操作に慣れるともう戻れません。
何も持たずとも、「OKグーグル、テレビつけて」でテレビが見れます。
これが便利過ぎて、スマホ持つのも面倒に感じるほど。
シーンが便利
シーンを作成して操作を登録しておくと、複数の動きを一回の命令でこなしてくれます。
たとえば以下のような使い方です。
起きた時に使用するシーンを作成
- 電気をつける
- テレビをつけて、決められたチャンネルにする
寝る前に使用するシーンを作成
- 電気を消す
- テレビを消す
上記のような使い方をしています。
一回の操作で複数の動作をしてくれるのでとても便利です。
SwitchBotシリーズの連携が魅力
SwitchBotは他にも様々なスマートホーム化の商品を展開しています。
同じSwitchBotシリーズで揃えると連携が完璧なうえに簡単です。
SwitchBotで揃えるのがいちばん何でもできると思います。
SwitchBotの他の製品
- カーテンの開け閉めを自動化するもの
- ロボット掃除機
- 色を変更できるライト
- コンセントの電源のオンオフを自動化できるもの
- 家電のスイッチを自動で押してくれるもの
上記の内容はswitchbotシリーズの商品でできる一部です。
もちろん全部スマホや音声で操作できます。
コンセントの電源管理や、スイッチを自動で押してくれるようになると、家のほとんどの家電を操作できるようになるのでおすすめです。
価格が安い
SwitchBot Hub Miniはきちんとした性能を持ちながら、価格が安いのが特徴です。
他のSwitchBotシリーズも安いので揃えやすいです。
デメリット
- ACアダプタは自分で準備する必要がある
- 見た目が安っぽい
- 設置位置を考える必要がある
- アプリの起動が遅い
ACアダプタは自分で準備する必要がある
大したデメリットではないんですけど、どうせならつけといてくれよって思いました。
今時は複数のUSBポートがあるアダプタを使う人が多いので必要ないと判断したのでしょう。
見た目が安っぽい
白いプラスチックは、部屋に置いてある分にはそこまで気になりませんが、近づいてみてみると安っぽいです。
変に尖ったデザインではないので、どんな部屋にもおける見た目ではあります。
ちなみに黒色もあります。
設置位置を考える必要がある
SwitchBot Hub Miniを設置する場所に結構迷います。
設置する場所の条件
- 操作する家電と赤外線通信できる距離(10m)
- コンセントから電源ケーブルで届く距離
- 家電との間に遮蔽物がないこと
SwitchBot Hub Miniの赤外線通信は、見通しが良い場所で10mです。
部屋の中に置くので10m以内に設置するのは簡単ですね。
SwitchBot Hub Miniはコンセントから電源を取るので、ケーブルでつないでおく必要があります。
ケーブルを長くすれば設置可能な範囲が広がりますが、別途ケーブルを用意して邪魔にならないように這いまわす必要があり面倒です。
普通のリモコンと同じで、家電との間に物があると反応しなくなります。
アプリの起動が遅い
最大の欠点がアプリの起動が少し遅いことです。
スマホアプリを開いてから家電を操作できるまで3秒くらい時間がかかります。
テーブルにリモコンを置いているときはパッと取ってボタンを押すと、すぐに操作できますが、SwitchBot Hub Miniではスマホを開いてアプリを選択後、3秒くらいしてから操作。
急いで操作しなきゃいけない状況はないものの、少し不便に感じます。
SwitchBot Hub Mini使用での注意点
SwitchBot Hub Miniを購入した後に「思ってたのと違った」ってならないように注意点もお話しします。
オンとオフが同じボタンのリモコンは操作が難しい
テレビやライトはオンとオフのボタンが同じものが多いです。
「テレビつけて」と「テレビ消して」が同じ操作になってしまいます。
不便になるのがシーンの使用です。
シーン「おやすみ」
- 電気を消す
- テレビを消す
1回の操作で電気もテレビも消せるようにしました。
便利に見えますが、以下の状況で使うとどうでしょう。
不便になる状況
- 部屋の電気はついている
- スマホを見ていたのでテレビは消している
この状況でシーンを使用すると、電気は消えてテレビはつきます。
消えているときに消すボタンを押すとオンになるからですね。
これが電源のオンとオフが同じボタンだと扱いづらい理由です。
家電が動いているかはわからない
外出先から操作できるのは魅力的ですが、本当に家電の電源が入っているかは帰るまでわかりません。
リモコンを押しても反応しない時ってあるじゃないですか。
SwitchBot Hub Miniでそうなっても、動いたかどうかはアプリでは判断できません。
他のスマートリモコンとの違い
スマートリモコンはSwitchBot Hub Mini以外にもあります。
他の商品との違いを調べました。
- 2023年の3月に発売された「SwitchBot Hub2」
- SwitchBot Hub Miniと同じくらい人気の「Nature Remo mini 2」
上記の2種との違いを見ていきます。
SwitchBot Hub2との違い
同じSwitchBotシリーズとして登場したハブ2。
機能的にもSwitchBot Hub Miniの上位機種となります。
しかし、何も考えずにハブ2をえらべば良いわけではありません。
使い方によってはSwitchBot Hub Miniで良いと思います。
Hub2で追加された主な機能
- 赤外線範囲が2倍
- リモコンとの状態同期
- 温度・湿度・照度のセンサー追加
- スマートボタンの追加
他にも違いがありますが、気になる違いは上記の点です。
今まではリモコンで操作してSwitchBot Hub Miniでも操作すると、両方の設定温度がズレてしまうことがありました。
ハブ2はリモコンで入力された操作と同期してくれるのでズレません。
ボタンの追加とセンサーも気になる点です。
ハブ2は本体のボタンを押すことでも家電のオンオフができるようになったので、設置場所は操作しやすい場所に限られます。
センサーの位置も注意です。
ハブ2のセンサーの位置
- 照度センサー=ハブ2本体
- 温湿度センサー=ケーブル部
ハブ2は部屋の明るさがわかるようにするため、照明が当たる位置に設置することになります。
ケーブルもセンサーの部分は出しておいた方が良いでしょう。
ハブ2は機能の追加により設置場所を考えることと、ケーブルをどうやって隠すかが難しくなりました。
私は目立たないでいて欲しいので、隠せるSwitchBot Hub Miniで良いかなと思います。
Nature Remo mini 2との違い
Nature Remo mini 2はSwitchBot Hub Miniより少し高価な分、センサーが内臓されています。
SwitchBotシリーズと比べて商品展開は弱いので、色んなものをスマートホーム化していきたいならSwitchBotシリーズで揃えた方が良いです。
Nature Remo mini 2の機能
- 温度・湿度・照度・人感センサーを搭載
- スマホのGPSと連携して、家との距離に応じた操作ができる
家からこれくらい離れたら、電気を消す。これくらい近づいたらエアコンをつけるという操作ができるのが魅力です。
家電操作に関してはほぼ同じ。
SwitchBot Hub Miniを選ぶべき人は?
「あれ?SwitchBot Hub Miniがいちばん機能少ないじゃん」って思った方は正解です。
SwitchBot Hub Miniをおすすめする人は、スマートリモコンとして最低限の機能でいいから安く買いたい人です。
他の2つより安い分、機能は少なくて当たり前。
正直、SwitchBot Hub Miniの機能だけでも十分だと思うので、試しに買ってみたい人や、コスパ重視なら決まりです。
また、本体を見えないように設置したい人にもおすすめです。
SwitchBot Hub Miniは他の商品と連携してからが本領発揮
SwitchBot Hub Miniだけでもリモコンがいらなくなるメリットがあります。
ですが、声で操作できてこそのスマートホーム化の本領発揮だと思うので、音声アシスタントとの併用をおすすめします。
私も音声で操作できないときは、そこまで便利に感じていませんでした。
買ってよかった家電ランキング
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スイッチボットSwitchBot Hub Miniは、音声アシスタントとセットで4位にランクインしています。
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