ダイソンのホットアンドクールは、空気清浄を行いながら扇風機やファンヒーターとして使えるのでオールシーズンで大活躍です。
空気清浄機なので、空気中の汚れを取り除くフィルターが付いています。
フィルターは消耗品なので交換が必要です。
この記事の内容
- フィルターの交換方法
- フィルターの交換時期、交換しないとどうなるのか
- ホットアンドクールの型番の確認方法
- 純正より安い互換品フィルターはどうなのか
- フィルターを掃除して再利用できるのか
私は3年ほど愛用していて、ホットアンドクールのレビュー記事も書いています。
結果としては、1年くらいで新品の純正フィルターに交換するのが1番安心です。
フィルターの掃除も試しましたが、掃除機で吸うと少し綺麗になる程度でした。
ダイソン扇風機「ホットアンドクール」のフィルターを購入する方法
ダイソンのホット&クールのフィルターを購入する方法は、大きくわけて2つのパターンがあります。
- ダイソンの純正品フィルターを購入する
- ダイソン以外のメーカーが製造する互換品を購入する
取り付けられるフィルターを知るために、自分が持っているホットアンドクールの型番を確認しましょう。
ホットアンドクールの型番の確認方法
ご自身のホットアンドクールに合うフィルターを購入するためには、型番を知る必要があります。
型番はホットアンドクール本体の底部に記載があります。
純正フィルターを購入するのが基本
ダイソン公式では、純正品のフィルターが推奨されています。
他社の互換品を使用した場合は壊れても自己責任ということです。
純正のフィルターは公式サイトや楽天市場の公式ショップで購入できます
Amazonでは売られていないことが多いです。(2024年10月時点)
純正品を買うデメリットは、定価で7,700円と値段が高いことです。
型番に合った純正フィルターをご紹介
フィルターは全部で4種類あります。
面倒な人のために適合機種と楽天のリンクを置いておきます。
楽天のダイソン公式ショップなので安心です。
(適合機種はダイソン公式サイトを参照)
一体型リサイクルグラスHEPA・活性炭フィルター
適合機種
- PH01 Dyson Pure Humidify+Cool
- PH03 Dyson Purifier Humidify+Cool
- PH04 Dyson Purifier Humidify+Cool Formaldehyde
- HP04 Dyson Pure Hot + Cool
- HP07 Dyson Purifier Hot + Cool
- TP04 Dyson Pure Cool
- TP07 Dyson Purifier Cool
- TP7A Dyson Purifier Cool Autoreact
- DP04 Dyson Pure Cool
一体型360°グラスHEPA・活性炭フィルター(HP00、HP03、DP01、DP03)
適合機種
- HP00 Dyson Pure Hot + Cool
- HP03 Dyson Pure Hot + Cool Link
- DP01 Dyson Pure Cool Link
- DP03 Dyson Pure Cool Link
一体型360°グラスHEPA・活性炭フィルター(TP00、TP03、AM11)
適合機種
- TP00 Dyson Pure Cool
- TP03 Dyson Pure Cool Link
- AM11 Dyson Pure Cool
一体型360°グラスHEPA・活性炭フィルター(BP01)
適合機種
- BP01 Dyson Pure Cool Me
公式サイトからフィルターを買う方法
公式の交換用フィルターのページから購入できます。
ダイソンのアプリからもフィルターを購入できる
ホットアンドクールがアプリと連携している場合は、アプリからも購入できます。
- アプリを開く
- 右上の歯車アイコンを押す
- 部品・付属品の購入を押す
アプリにフィルター交換のサインが表示されているときはもっと簡単に購入できます。
- アプリを開く
- フィルターの交換が必要ですと表示されているところのフィルターを購…を押す
- 出てきた商品をカートに入れて購入する
安く済ませたいなら互換品を使う
純正のフィルターは高価なので購入をためらう方もいますよね。
安く済ませたい方にはダイソン以外のメーカーから発売されている互換品のフィルターをおすすめします。
互換品のメリットは純正品の半額以下で購入できることです。
デメリットとして、不良や故障が起きても自己責任となります。
互換品と純正フィルターの違いとして
- フィルターの目が粗い
- 取り付けるサイズがピッタリではない
という意見を多く見かけます。
空気清浄は、フィルターに空気中の汚れを取ってもらわないと空気を綺麗にできません。
目が粗いということは空気から細かい汚れを取れません。
隙間ができるとフィルターを通らずにそのまま空気が出てしまいます。
Amazonで取り扱われている互換品のフィルターだと、こちらの商品は評判が良いです。
価格的には純正の半額ほどで安く済みます。
とにかく安く済ませたい方にはおすすめです。
ホットアンドクールのフィルター交換方法
今回は私の使用している「Dyson Purifire Hot+Cool」を使って解説いたします。
この商品の型番は「HP07」です。
以下の商品は同じフィルターを使用するので交換方法も同じです。
他の機種でも大きくは変わりません。
HP07と同じフィルターを使用するもの。
- PH04 「Dyson Purifier Humidify+Cool Formsldehyde」
- PH03 「Dyson Purifier Humidify+Cool」
- TP07 「Dyson Purifier Cool」
- TP7A 「Dyson Purifier Cool Autoroeact」
- PH01 「Dyson Pure Humidify+Cool」
- HP04 「Dyson Pure Hot+Cool」
- TP04 「Dyson Pure Cool」
- DP04 「Dyson Pure Cool」
フィルターの外箱と内容物
ホットアンドクールのフィルターを購入すると、このような箱で届きます。
開けるとこのようになっています。
内容物はとてもシンプルです。
内容物
- フィルター×2
- 取り扱い説明書
フィルターは写真のように2つに分かれて包装されています。
取り扱い説明書はイラストのみの簡潔な物でした。
おやすみモードを長押しすることでフィルターを交換したことを本体に知らせます。
実際は交換していなくても、交換したように本体に誤認させることもできました。
フィルターの取り外し方
今ついているフィルターを取り外しましょう。
本体のフィルター部の横のロックを下に下げます。
するとフィルターが外れて取り出せるようになります。
フィルターはカバーの内側です。
画像だと青い部分がカバーで内側の黒い部分がフィルターです。
フィルターの上下に矢印が書かれた箇所があるので、そこを押すとフィルターとカバーを分離させることができます。
両側で行いましょう。
これで取り外しは完了です。
カバーの内側にホコリが付いていたりするので、拭いておきましょう。
フィルターが外れないときの対処法
矢印の箇所を押すときにそれなりの力が必要です。
私の場合は床に置いて思いっきり上から押すと外れました。
まずは上下のどちらか片方だけでも外せると楽になります。
フィルターの取り付け方
新しいフィルターを取り付けていきます。
基本的には外し方の逆の手順で行えば大丈夫です。
カバーにフィルターを取り付けます。
カバーの溝にフィルターの凸を合わせましょう。
上下ともに合わせたらフィルターを押し込むと取り付けられます。
カバーとフィルターを1つにできたら、本体に取り付けましょう。
本体に取りつける時は、何も考えずに押し込むだけで取り付けられます。
強く押すと本体が傾くので、反対側を抑えながら行いましょう。
反対側も同じように取り付ければ終了です。
フィルターの捨て方
フィルターは可燃ごみとして捨てて大丈夫です。
ホコリが多く付いているので、撒き散らさないように慎重に扱ってください。
フィルターの交換時期は約1年
ダイソン公式のアナウンスでは1年に1回の交換
公式では1日に12時間の使用で1年に1回交換が目安とされています。
24時間つけっぱなしだと半年で交換ですね。
半年に1度も8000円近く払う必要があると考えると、ホットアンドクールのランニングコストは決して安くありません。
交換時期には本体やアプリに表示されるようになる
フィルターの交換時期になると本体のLCDディスプレイやアプリに表示されます。
フィルターの汚れを感知しているわけではなく、一定の使用時間になると交換するように出てくるのだと思われます。
後程記載しますが、交換しなくとも新しいフィルターに変えたと知らせればこの表示は消えるからです。
フィルター交換をしないとどうなるのか
今回のフィルター交換をするまで、交換時期が来てから1ヵ月ほどそのままにしていました。
アプリから送られてくる数値を見ると、しっかりと空気清浄できていたので多少の放置は問題なさそうです。
フィルターの役割
空気清浄機は空気を取り込んで、フィルターを通すことで綺麗にして送風しています。
フィルターが汚いと空気がきちんと綺麗になりません。
実際に、取り出したフィルターはホコリまみれになっていたので、きちんと役割を果たしています。
空気清浄の機能を最大限に出すにはフィルターを綺麗に保つことが大切です。
メンテナンスは不要
ホットアンドクールのフィルターにメンテナンスは必要ありません。
汚れたら新品に変えるようになっています。
フィルターを綺麗にして再利用しようと挑戦しましたが、綺麗にはならないしフィルターを壊してしまっていると思います。
基本的には交換で対応しましょう。
ホットアンドクールは使用時間から交換時期を算出している
今回のフィルター交換を行う前に、フィルターはそのままで交換したという信号(おやすみモード長押し)を送ってみました。
結果は新品に変わったとみなされてフィルターの寿命が表示上は回復しました。
フィルターの汚れを感知してから交換のサインを出しているならば、こうはならないはず。
使用時間から算出していると考えて良いでしょう。
なので、使用環境によっては交換サインが出ても、フィルターはそこまで汚れていない可能性があります。
2024/10追記
1年ほど交換せずにいましたが、今のところ問題なさそうです。
ただし、途中から新築の戸建手に引っ越しているので、ホコリがたまりづらかった可能性もあります。
どちらにせよ、交換タイミグの判定は使用時間で設定されているようなので交換サインが出てもあまり汚れていなければ引き続き使用しても問題なさそうです。
フィルターを掃除して再利用は難しい
フィルターを綺麗に掃除して再利用ができないか試してみました。
実際に行ったフィルター掃除の方法は以下の内容です。
- 掃除機でホコリを吸い取る
- 拭き上げる
- 水で流す
掃除機でホコリを吸い取る
掃除機でホコリを吸い取れば綺麗になるのではないかと考えて実践してみました。
試しに少しやってみると、きちんとホコリを取り除くことができました。
全面のホコリを吸い取ってみます。
結構綺麗になりますが、部屋にホコリが散乱します。
実際に行うなら、新聞紙などを敷いた方が良いかも。
掃除機で清掃したフィルターと新品のフィルターを比べると、やはり新品よりは汚れているのがわかります。
拭き掃除
フィルターを拭いてみましたが、効果はありませんでした。
拭いた後のペーパーを見ても汚れは付いていません。
フィルターの見た目も変化なしです。
水で流してみた
水で流すと汚い水が出てきたので、少しは綺麗になったのかも。
水分を含んだ代償として、フィルターの機能を破壊している気がします。
なにより、乾かすのが難しい。
ものすごく水を吸うので、びっちゃびちゃになります。
実際に水で洗おうとすると、濡らしたことを後悔するでしょう。
結果:再利用できない
3つの工程を終えたフィルターと新品のフィルターを並べてみました。
やはり新品ほどはきれいにできていません。しかもびちゃびちゃ。
清掃する段階でフィルターの目などを破壊してしまっていると思うので新品に変えるのが無難です。
ホウキでキレイにしている人も見かけましたが、フィルターにダメージを与えているのは間違いありません。
掃除するのであれば、拭き掃除や水洗いはフィルターにダメージが出そうなので、掃除機で吸い取るだけが良いと思います。
わざわざ3つの方法で掃除しましたが、最初に掃除機で吸ったときから変化がほとんどありませんでした。
フィルターの状態を管理して空気清浄の力を引き出そう
使用した後のフィルターにはホコリがびっしりついていたので、フィルターはしっかり活躍しているんだと実感しました。
高価なお金を出して購入した空気清浄機なので、しっかりと機能していて欲しいですよね。
空気清浄の力を引き出すにはフィルター交換が必須です。
きちんと交換して空気清浄機としての能力を最大限に活用しましょう。
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ホットアンドクールは現在8位です。
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