評価:3.5
ヨメちゃんの友人からティファールの電気圧力鍋「ラクラクッカー」をプレゼントでいただきました。
時短家電として電気圧力鍋にも注目していた私としてはとても嬉しいプレゼントです。
基本的に残業多めな共働きの私にはとても良い家電だと思うのですが、料理が割と好きなヨメちゃんは使うことが少ないです。
今回の記事では電気圧力鍋の特徴と使って見た感想をご紹介します。
- 電気圧力鍋の特徴
- 電気圧力鍋がおすすめな人
- 電気圧力鍋が向かない人
- ティファールの電気圧力鍋の使用感
- 電気圧力鍋の各メーカーの特徴
調理家電は私とヨメちゃんで使う使わないが分かれる事が多く、今回の電気圧力鍋もお互いに使用頻度がかなり異なります。
電気圧力鍋が自分に向く家電なのかどうか参考にされてください。
電気圧力鍋は効率的に料理する時短家電
電気圧力鍋のメリットは何よりも料理を時短することにあります。
電気圧力鍋がなぜ時短に繋がるのかというと、
- 圧力調理で出来上がりが早い
- 具材を入れたらスイッチを入れて放置で料理が出来上がる
- 予約調理も可能
以上の点が挙げられます。
圧力調理で出来上がりが早い
これは電気圧力鍋のみならず、普通の圧力鍋でも同じです。
圧力をかけることで煮込み料理など時間がかかる料理の時間を短縮できます。
ティファールのうたい文句通りなら、普通の鍋で調理するのに比べて最大で3分の1の時間で出来上がるとのこと。
実際にサバの味噌煮を良く作りますが、しっかりと煮込めているので大満足です。
具材を入れたらスイッチを入れて放置で出来上がり
電気圧力鍋の最大のメリットは具材を入れた後に放置で済む点です。
使い勝手としては炊飯器にかなり似ています。
鍋でお米を炊く場合は火を使用するので近くで見ている必要があります。
しかし、IHジャーの炊飯器ならスイッチを押して放置しますよね?
電気圧力鍋も同じで、具材を入れてスイッチを押したら放置です。
火を使わないので近くで見ていなくても安心です。
他の料理を作ったり、洗濯など他の家事をしながら調理できるので、家事全体で見た時にかなりの時短になります。
予約調理も可能
こちらも炊飯器と似ています。
見ている必要がないので、具材を入れた後は好きな時間に出来上がるように設定すれば完全に放置でOKです。
夕方は色んな家事と平行して料理もしなきゃいけないから、夕方だけ忙しくなるっていうときに大活躍します。
先に夕方に出来上がるように予約しておいて、夕方は帰ってきた子供の世話に専念するとか賢い使い方です。
電気圧力鍋がオススメな人
時短になる電気圧力鍋がおすすめな人は以下のような人です。
- タイパ重視型
- めんどくさがり
- 忙しい人
料理はしなきゃいけないけれど、あまり時間を使いたくない・使えない人にオススメできる家電です。
加えて、普段からの料理の味にそこまでこだわりが無ければ超オススメです。
電気圧力鍋をオススメできない人
私は電気圧力鍋を愛用しますが、ヨメちゃんはあまり使いません。
ヨメちゃんに使わない理由を聞くことで、オススメできない人もわかりました。
- 料理が好きな人
- 味にそれなりにこだわりたい人
- 家電を置くスペースが少ない人
そもそも料理が好きで味にこだわりがあるなら、自分で調理した方がおいしくできるかもしれません。
電気圧力鍋だと不味くなるということはないのですが、味見をしながら調節して作ることができないので注意が必要です。
単純に電気圧力鍋を置いておくスペースがない場合もオススメできません。
私たちがアパートにいたころは調理家電を置くスペースは多くなく、電気圧力鍋を毎回収納していたのですが、出して閉まっての作業が面倒で使わなくなりました。
ティファールの電気圧力鍋「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」は色々と丁度良い
実際にティファールの電気圧力鍋「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」を使用してみて感じた良い点と悪い点をご紹介します。
ティファールの電気圧力鍋が気になっているなら参考にされてください。
ちなみに私が使用しているのは「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋(CY3501JP)」です。
現在は新型が出ており、私のモデルはかなり安くなっています。
新型はこちら。
ティファールの電気圧力鍋の良い点
ティファールの電気圧力鍋「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」の 良い点は以下の点です。
- 一度使い方を覚えたら簡単に扱える
- 専用のレシピブックが付属
- 程よいサイズ感
- 値段も丁度良い
なにかと丁度良いスペックなのが「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」なのではないかと感じました。
高級な電気圧力鍋に比べたらメニューの数は少ないですが、物足りなさは感じないです。
邪魔にならない程よいサイズで手が届きやすい値段なので、とりあえず電気圧力鍋を試してみたい方にオススメです。
高級なのは合わなかった時に怖いし、安物は使えなさそうって感じる方にちょうど良いスペックになっています。
一度使い方を覚えたら簡単に扱える
予熱の仕方や画面表示に始めは戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえばやることは簡単です。
メニュー決める→予熱始まる→材料入れる→完成
本当に炊飯器の要領で扱えます。
専用のレシピブックが付属
ティファールの電気圧力鍋「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」用のレシピブックが付属するのはとてもありがたいです。
クックパッド等を見ても電気圧力鍋向けのレシピは出てきますが、すべての電気圧力鍋が同じ性能ではないので、一番美味しく作れる使い方はわかりません。
専用のレシピブックは「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」に最適なメニューで書かれているので、1番美味しい仕上がりにできます。
掲載されているレシピは50あって、圧力調理を活かして作るメニューが多く掲載されていますので、電気圧力鍋の便利さを活かせるはずです。
程よいサイズ感
私が使用しているコンパクト電気圧力鍋はサイズも丁度良いと感じます。
コンパクトって名前の割には大きいです。
だいたい2人~4人家族での使用を想定されているので大きくなく小さすぎない丁度良いサイズ感です。
容量としては3Lとなっており、カレーを作るときでも少ないと不満を感じたことはありません。
値段も丁度良い
値段はだいたい1万5000円くらいで、高くはないし安すぎもしない丁度良い感じです。
やっすい電気圧力鍋に手を出して失敗するのはイヤなので、購入するならこれくらいの値段からが候補になる事が多いと思います。
新居祝いや引っ越し祝いにも程よい価格なのでオススメ。
ティファールの電気圧力鍋の悪い点
「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」を使用していてイマイチに感じたのは以下の点です。
- パッキンのカレー汚れが落ちない
- 初見だとわかりづらい画面表示
- 途中で味見できない
他の電気圧力鍋でカレーを作ったわけでも確実ではありませんが、画面表示以外は他の電気圧力鍋でも同様の問題が起こりそうです。
パッキンのカレー汚れが落ちない
圧力調理と言えばカレーという人も多いのではないでしょうか。
煮込む時間を大きく短縮できるうえに、圧力調理だと無水カレーなんかも人気です。
我が家も「ラクラクッカー」を手に入れて割とすぐにカレーを作りました。
カレーの味は美味しかったのですが、パッキンにカレー色の汚れが付着して落ちなくなりました。
他の電気圧力鍋でも起こりそうだし、色が付いただけで普通に使えるのですが、ずっと汚れているみたいで気分は下がります。
初見だとわかりづらい画面表示
家電で値段の差が出るのって性能よりもインターフ
ェース、特に画面表示だと思います。
高い電子レンジや高い洗濯機にはきれいな液晶画面が付きます。
ティファールの電気圧力鍋「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」は液晶がとにかく簡易的で初見だとわかりづらいです。
慣れてしまえば問題ないのですが、値段の差を感じてしまう部分ですね。
途中で味見できない
こちらもほとんどの電気圧力鍋、何なら電気を使わないすべての圧力鍋の欠点です。
圧力をかける以上、途中でフタを開けると圧力が逃げてしまいますので、フタを開けることができません。
カレーでもシチューでもなんでも、味見しながら調味料を調整していく方が失敗しません。
電気圧力鍋は一度調味料を入れたら出来上がるまできちんと味付けできているか不安に感じることがあります。
他のメーカーの電気圧力鍋の特徴は?ティファールとアイリスオーヤマの2台巨頭
電気圧力鍋と検索して検索候補に出てくるのはティファールとアイリスオーヤマで、実際にこの2メーカーの電気圧力鍋が人気みたいです。
パナソニックも電気圧力鍋を展開していますが、高価なものが多く手を出しづらいのが人気の出ない理由だと思います。
- ティファールはしっかりとした機能で1万~5万くらいのラインナップ
- アイリスオーヤマは安く電気圧力鍋が手に入る
- パナソニックは高級品
- シロカはわからん
こんなイメージです。
アイリスオーヤマはかなり手広く家電を展開していて、値段も安価なのですが当たりはずれがあるイメージなのであまり好きではありません(有名なのはコスパ良いと思うので買ってよいと思います)。
良く言えばスタンダード悪く言えばどっちつかずなのがティファールかなと思います。
超良い物が欲しいならパナソニックでとにかく安く買いたいならアイリスオーヤマでその中間がティファール。
安物はイヤだけど超高級なのはいらない人向けです。
ラインナップも多いので予算に合わせて選べると思います。
ティファールの電気圧力鍋「ラクラクッカー」の口コミ
家電レビュー記事を書く時の恒例になりつつある口コミ調べです。
私個人の乾燥よりも多く意見があり参考になります。
ただ、口コミって悪口書きたい時に書く人が多くて、良い意見は少ないのがネック。
値段が安いので少し心配していたが、梱包も箱が二重で、間違いない正規品でした。昔の圧力鍋より安心安全で形も可愛らしく、外のサイズは5合炊き炊飯器と同じ位だが、炊飯は4合迄。中鍋は比較的小さく、大量に作るのには少し向いてないかも?臭いが付くというレビューもあるが、まだカレー等匂いのきつい物は作ってないのでわかりらない。
引用:Yahoo!ショッピング
届いて早速使ってみました。 一番最初に作ったのはローストビーフです。 とても手軽に本当に美味しく柔らかくできあがりました。いつもガスで焼いて作っているのとは全然違ってお店で食べるようなローストビーフが出来上がりました! 次にミネストローネを作りましたが材料切ってトマト缶など入れてセットするだけでほったらかしてたら出来上がり、圧力料理の場合はクックフォーミーと違ってラクラクッカーは自分で圧を抜かないといけませんが今までよりはだいぶ楽で美味しく柔らかく仕上がります。鶏ハムも上手にできました。 50レシピ本が付属されてますが記載の調理時間よりも20分ほど余分(本体を温める時間)にかかりますのでご注意ください。 けどタイマーもあるし、私はこのラクラクッカーを買って良かったです。大きさは5合の炊飯器と同じくらいのサイズです。
引用:Yahoo!ショッピング
焼き魚などは無理なんだけど。
煮物や蒸し物などはお任せ下さいといったところ。
もちろん炊飯もできるし、カレーなども得意料理です。引用:価格ドットコム
最初は戸惑うが、慣れてくると午前に準備し調理後に保温をするなど、時間の節約が出来る。付属のレシピは薄味に感じた。700Wなので、レンジ等の他の調理器具との併用は気を使う。生地を練ることが面倒に感じなければ、パンの発酵と焼き上げが出来る。ご飯は炊くことは無いと思うが、食べ比べるのもありかも。後は耐久性が気になるところ。
引用:価格ドットコム
全体的に不満なレビューが少なくてステマみたいになってしまってますけど、悪いレビューは見当たりませんでした。
出来上がった料理が保温できる点は私は気にしていませんでき画が、電気圧力鍋のメリットの1つかと思います。
やはり初めて使うときに操作に戸惑うという点が「ラクラクッカー コンパクト電気圧力鍋」のデメリットでしょうか。
電気圧力鍋を使用する時の注意点
実際に電気圧力鍋を使っていて気付いた注意点があります。
これに関してはどのメーカーの電気圧力鍋でも当てはまると思うので頭に入れておいてください。
- 自分の持っている電気圧力鍋用のレシピブックが正義
- 自分で考えて作るなら水の量に注意
- 調味料は1発勝負
クックパッドとかに電気圧力鍋向けのレシピはありますが、電気圧力鍋によって性能が変わるので付属のレシピブックが正義です。
付属のレシピブックに載っていない料理をする場合は水の量に注意が必要です。
圧力によって具材から水が出てくるので、水は本当に少なくて良いです。
無水カレーなんてレシピがあるくらい野菜とかから水が出ます。
調味料は途中で味見ができないので最初の1発にかけるか、出来上がった後に足すしかありません。
味噌煮とかする時はきちんと最初に調整するように。
炊飯器が壊れた時に助かった
普段は料理の時短としての出番しかない電気圧力鍋ですが、炊飯器が壊れているときに大活躍しました。
以前記事にしましたがパナソニックの炊飯器が壊れる壊れる。
そこで活躍したのが電気圧力鍋です。
炊飯ができる家電が我が家にもう一つあったのは大助かりで、炊飯器が壊れても毎日弁当を作りつづけることができたのは電気圧力鍋のおかげです。
肝心の出来栄えですが、IH炊飯ジャーと比べて明らかに仕上がりが違いました。
圧力鍋の方が1粒の存在感を感じれるというか、米が合体してしまうのがIH炊飯ジャーで圧力鍋で炊いた米は存在感が違います。
炊飯器でも高い機種ほど圧力で炊くようになるので、圧力をかけた方がおいしくなるのは間違いありません。
新しく買ったタイガーの炊飯器も圧力炊飯です。
電気圧力鍋で料理という家事を時短できる
結局何が伝えたかったかというと、電気圧力鍋はかなりの時短になる事です。
間違いなく時短になるんですが、料理という家事は好きな人やこだわりのある人もいるので電気圧力鍋が合う人合わない人がいます。
料理という家事を時短したい方は、一度購入を検討してみると良いと思います。
そして自分の予算に合わせた電気圧力鍋を購入しようとすると候補になるのがティファールの電気圧力鍋だと思います。
私が持っているタイプの新型は価格を抑えつつもきちんとした性能を求める方にオススメです。
もう少しだけお金を出せるのであればティファールのレシピ内蔵型である「クックフォーミー」シリーズがオススメです。
操作性が良くなるはずなので値段分の価値アリ。
買ってよかった家電
私のブログでは買ってよかった家電を10個までに厳選し、ランキング形式で随時更新しながら公開しています。
オススメの家電と調べて30~50個とか紹介しているサイトはさすがに信用できないと思いますが、私は常に10個に厳選しているので信じて欲しい。
断腸の思いで10位以下の家電の紹介を切り捨てて紹介していますので、選りすぐりの10家電をぜひ見てください。
ちなみに調理家電は基本的に洗う手間がかかるのでランクインしづらいです。