バッファロー WXR18000BE10Pを買って後悔【高額ルーターの罠】
オンラインゲームやネットに繋がる便利家電が好きな私にとって通信回線というのはとても重要です。
ところが「カービィのエアライダー」を発売日に購入して遊ぼうとしたところ、オンラインプレイの切断が頻発します。
一軒家に引っ越し、ネットに繋がる家電が増えたことで回線が安定しなくなったのでしょう。
そこでバッファローのWi-Fiルーター最上位機種「WXR18000BE10P」を購入しました。
「これでラグや切断ともおさらば」と期待したものの、実際には体感できる改善はほとんどありません。
むしろ、後悔が残る結果となりました。
本記事では、実際の使用感とネット上のネガティブな口コミをもとに、なぜこの製品が「期待外れ」だったのかを徹底的に解説します。
なぜバッファローの「WXR18000BE10P」を選んだのか
私がWi-Fiルーターの買い替えを決意した理由は、以下の通りです。
- デバイスの増加:スマホ、PC、ゲーム機、スマート家電など、同時接続台数が年々増加
- 回線の不安定さ:FPSや格闘ゲーム中にラグや切断が発生する。
- テレビボード内のゲーム機の無線接続が不安定:PS5やSwitchなど、テレビ下の収納に置いたゲーム機のWi-Fiが頻繁に途切れる。
- 旧ルーター(NEC製)のスペック不足:古いルーターなので家電やガジェットの性能を出せていない可能性がある
ちなみにこれまで使用していたのはNECの「PA-WG2600HS2」(2020年発売)です。
これらの課題を一気に解決すべく、「最新・最強スペック」を謳う「WXR18000BE10P」に白羽の矢を立てました。
「WXR18000BE10P」製品概要・スペックと価格動向
「WXR18000BE10P」の主な仕様は下記のようになっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2024年2月上旬 |
| 価格帯 | 49,978円〜68,990円(2026年4月時点、実売は約5万円前後) |
| 無線規格 | Wi-Fi 7(IEEE 802.11be) トライバンド(2.4 / 5 / 6GHz) |
| 最大通信速度 | 6GHz:11,529Mbps/5GHz:5,764Mbps/2.4GHz:688Mbps(理論値) |
| アンテナ | 外部アンテナ4本(6GHz:4本、5GHz:4本、2.4GHz:2本) |
| 有線ポート | WAN:10Gbps×1/LAN:10Gbps×1+1Gbps×3 |
| メッシュ機能 | EasyMesh対応 |
| セキュリティ | WPA3 / WPA2 / WPA / WEP、ネット脅威ブロッカー2プレミアム(1年無料) |
| 推奨環境 | 戸建て3階建て/マンション4LDK、最大63台接続、21人同時利用 |
| サイズ・重量 | 300×195×75mm、約1,700g |
| 公式満足度 | 2.86(25件、カテゴリ平均3.91) |
公式が発表している仕様はかなり良さげに見えます。
私は様々なメーカーで合わせて30機種の使用をエクセルにまとめて見比べたのですが、見た目上はこのバッファロー 「WXR18000BE10P」が」一番良いと思い購入しました。
参考価格推移
初値:58,481円(2024年2月)→ 最安値:49,978円(2026年4月)と、発売から1年で約15%値下がりしています。
私が購入した時は2025年11月でAmazonで49,399円でした。
現在のAmazonの価格はこちらからご確認ください。
他のバッファローWi-Fi 7ルーターとの比較
| モデル名 | 最大速度(6GHz / 5GHz / 2.4GHz) | 10Gbps LAN | メッシュ | 実売価格(2026年4月) |
|---|---|---|---|---|
| WXR18000BE10P | 11,529 / 5,764 / 688 Mbps | 1 | ○ | 約50,000円 |
| WXR9300BE6P | 5,764 / 2,882 / 688 Mbps | 0 | ○ | 約33,000円 |
| WSR6500BE6P | 5,764 / 688 Mbps(デュアル) | 0 | ○ | 約18,600円 |
| WSR3600BE4P | 2,882 / 688 Mbps(デュアル) | 0 | ○ | 約10,980円 |
WXR18000BE10Pは、下位機種よりも6GHz/5GHz帯の速度・アンテナ数・10Gbps LANポートで優位ですが、価格差を考えるとコストパフォーマンスは微妙です。
変更前の機種(NEC)との比較
変更前の機種と変更後の機種の仕様を比較して表にしました。
| 項目 | WXR18000BE10P(バッファロー) | PA-WG2600HS2(NEC) |
|---|---|---|
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 7(IEEE 802.11be) | Wi-Fi 5(IEEE 802.11ac) |
| 最大通信速度 | 11,529Mbps(6GHz)+5,764Mbps(5GHz)+688Mbps(2.4GHz) | 1733Mbps(5GHz)+800Mbps(2.4GHz) |
| 対応バンド | 2.4GHz / 5GHz / 6GHz(トライバンド) | 2.4GHz / 5GHz(デュアルバンド) |
| WANポート | 10Gbps ×1 | 1Gbps ×1 |
| LANポート | 10Gbps ×1、1Gbps ×4 | 1Gbps ×4 |
| 同時接続台数 | 最大100台(理論値) | 非公開(実用目安:18台前後) |
| 価格帯 | 約5,0000円前後 | 約2,000円前後(アウトレット) |
| 特徴 | Wi-Fi 7対応の最上位モデル。10G対応で高負荷環境向け。 | コスパ重視のベーシックモデル。IPv6対応。 |
価格に関しては現在のマーケットの値を参考にしているので、発売から時間が経ちすぎているNECのルーターは安くなりすぎているので注意してください。
誰がどう見ても性能が上がるし、大きく変化を感じるのではないかと思いますよね。
全然そんな事なかったのでこれから紹介していきます。
期待外れだったポイント3点
実際に購入し、家に届いてからワクワクで設定を済ませましたが、残念な結果となります。
色々調べて細かい設定も調整しましたが満足のいく結果は得らませんでした。
1. 速度面の「体感できない」進化
良いルーターには良い通信速度を期待しますが、結果はそうはなりませんでした。
- 旧NECルーター(Aterm)からの乗り換えで、有線・無線ともに速度の大幅な向上は感じられず
- 6GHz帯は理論値11Gbps超だが、対応端末が少なく恩恵は感じられない
- 5GHz帯も、旧機種と大差ない体感速度。
ネット上のレビューでも「速度が出ない」「体感差がない」との声が多数。
何なら6GHz帯は封印した方が安定するとまで言われていました。
交換前と交換後でいくつかの機種で速度テストしましたが、結果が微増止まりでした。
対象機種:PS5,Switch2,iPhone17ProMAX(全て無線)
| ダウンロード | アップロード | |
| PS5(交換前) | 153.8Mbps | |
| PS5(交換後) | 190.4Mbps | 48.2Mbps |
| Switch2(交換前) | 153Mbps | 128Mbps |
| Switch2(交換後) | 162Mbps | 164Mbps |
| iPhone17ProMAX(交換前) | 85.12Mbps | 116.67Mbps |
| iPhone17ProMAX(交換後) | 66.30Mbps | 95.28Mbps |
PS5の交換前は撮影しておいた画像にアップロードが写っておりませんでした。
申し訳ございません。
iPhoneの測定はUSENスピードテストを使用しております。
2. 無線安定性は上がったものの、6GHz帯は安定しない
今回購入して一番良かったのは接続台数が多くても若干安定したことです。
しかし、上位機種が持つ6GHz帯は使い物にならないので使用していません。
- 6GHz帯は隣の部屋に行くだけで速度が激減し、実用範囲が極めて狭い。
- 2.4GHz/5GHz帯は旧機種よりも若干安定程度
口コミでも「6GHz帯の電波が弱すぎて使いどころがない」「隣室で速度激落ち」という声が目立ちます。
3. NTT光回線(v6プラス等)との「相性問題」
ネット回線に詳しいブロガーやユーチューバーが口を揃えて行っていたのがNTTの光回線とは相性が悪いということ。
ちなみにドコモ光とかもNTT光と同じです。
つまり、au光やNURO光のような独自回線のネットじゃないと恩恵を受けられません。
良くわからない方向けにいうと、アパートで初めから回線が用意してあった(差し込み口が作ってあった)場合はほぼNTTです。
au光やNURO光は独自回線でNTTよりもシェア率が低く、工事も別途必要&対応地域が多くありません。
購入前に必ず自分の契約している回線を確認することをおすすめします。
ネガティブな口コミ・不具合事例の総覧
価格.com・Amazon・掲示板での主な不満点
| 頻出ワード・不満点 | 内容・具体例 |
|---|---|
| Wi-Fiが頻繁に切れる | ・突然Wi-Fiが切断される ・再起動しないと復旧しない |
| MLOが不安定 | ・MLO有効時に通信が不安定 ・MLOをオフにしないと安定しない |
| 6GHz帯の電波が弱い | ・隣室で速度激減 ・6GHz帯は使い物にならない |
| EasyMeshが不安定・制限が多い | ・メッシュ構成でどれかが不調になる ・有線バックホールでしか安定しない |
| v6プラスとの相性が悪い | ・認証が途中で止まる ・月1回切断 ・再起動必須 |
| サイズが大きい | ・本体が巨大で設置場所に困る |
| 価格が高い | ・5万円超は高すぎ ・コスパが悪い |
| サポート対応が悪い | ・サポートに連絡しても解決しない ・対応が冷たい |
| NECの方が安定している | ・Atermに戻したら安定した ・NECの方が設定項目が多くて使いやすい |
特に「Wi-Fi切断」「MLO不安定」「6GHz帯が弱い」「EasyMesh不安定」「v6プラス切断」「サポート不満」「NECの方が良い」といったワードが頻出しています。
技術面から見た「期待外れ」のさらなる理由
最新の規格であるWi-Fi7に期待して購入しましたが、期待外れでした。
公式の仕様を確認するだけだった私が悪く、口コミや各レビュアーを見ていれば購入前に気付けていたはずです。
同じ後悔をしてほしくないので少し詳細に理由を解説します。
MLOの実用性
MLO(Multi-Link Operation)とは以下のような機能です。
複数バンド(2.4/5/6GHz)を束ねて同時通信することで、理論上は速度・安定性が大幅向上
今までは5GHz帯のWi-Fiと2.4GHz帯のWi-Fiがそれぞれ飛んでいました。
(例:同じルーターから2つのWi-Fiの電波が出ている「○○○○-a(5GHz)、○○○○-g(2.4Ghz))
5GHzにつなぐ物と2.4GHzにつなぐ物で分ける必要があったのですが、MLOなら一つのMLOの電波につなぐだけで2.4/5/6GHzをその時に最適なHz帯に接続してくれます。
各電波を登録するときに分ける必要がない上に、その時の最適な電波につないでくれるのであれば楽だし、「こっちのHz帯じゃない方が良いかな?」みたいな不安もなくなるはずでした。
しかし私の実感とネットの口コミの総評は以下の通りです。
- 実際はMLO有効時に不安定化するケースが多く、安定運用にはMLOをオフにせざるを得ない。
- 「MLOはまだ実用レベルではない」「MLOを切ると安定する」との声が多数。
MLOは使わない方が回線が良くなるという結果になりました。
先ほど書いたように6GHzがそもそも安定しないので出ないようにもしました。
結果的に私はWi-Fi7の目玉機能達をオフにすることになり、何のために最新で最上位の機種を買ったのかわかりません。
有線10Gbpsポートの実効性能と現実
- 有線10Gbpsポートは理論値通りの速度が出る場合もあるが、回線やPC側の対応が必須。
- 「有線なら十分な速度が出る」「ネット脅威ブロッカーONで速度低下」とのレビューも。
- 一般家庭では10Gbps回線自体が普及途上で、恩恵を受けられるユーザーは限定的。
私は自分でネット回線を契約したし、各ゲーム機の性能もそれなりに理解しているつもりですので使えないことはわかっていました。
10Gbpsの有線通信を行うには、
契約している回線が10Gbpsに対応している+接続する機器(ゲーム機等)が10Gbpsに対応している
必要があります。
ルーターを買えば良くなるという単純な話ではありません。
上記の条件を理解できない方はそもそも扱えない可能性が高いです。
自分の回線と機器を良く確認してから購入してください。
NEC(Aterm)との比較:なぜNECの方が良かったのか
元々はNECのルーターを使用しており、今回のバッファローのルーターに変えてからNECの上位機種にしておけば良かったと後悔しました。
今まで使っていたこともあるし、ネット回線に詳しいレビュアー達もNECをおすすめしていたので、私の実体験&ネット上での情報をまとめてNECの方が良いと感じた理由を解説します。
安定性・設定のしやすさ・中継器互換
- NEC(Aterm)ルーターは、IPv6やv6プラス環境での安定性が高い。
- 中継器やメッシュ構成時の互換性・設定項目が豊富で、柔軟な運用が可能。
- 「Atermに戻したら安定した」「NECの方が設定が分かりやすい」「中継器との相性が良い」との声が多い。
バッファローも契約している回線なら大丈夫だったりする事はお伝えしましたが、そもそもNECならば回線の相性を受けづらいので、ギャンブルに出る必要はありません。
安定しているNECを購入したほうが満足できる可能性が高いです。
見た目もNECの方が落ち着いていてシンプルなので見えるところに置いていても気にならなさそうに感じます。
競合機種との比較:Buffalo内の下位機種・他社Wi-Fi 7ルーター
| モデル名 | 最大速度(6GHz / 5GHz / 2.4GHz) | 10Gbps LAN | メッシュ | 実売価格(2026年4月) |
|---|---|---|---|---|
| WXR18000BE10P | 11,529 / 5,764 / 688 Mbps | 1 | ○ | 約50,000円 |
| WXR9300BE6P | 5,764 / 2,882 / 688 Mbps | 0 | ○ | 約33,000円 |
| WSR6500BE6P | 5,764 / 688 Mbps(デュアル) | 0 | ○ | 約18,600円 |
| TP-Link BE805 | 11,520 / 5,760 / 1,376 Mbps | 1 | ○ | 約40,000円 |
| NEC AM-19000T12BE | 11,520 / 5,760 / 1,376 Mbps | 1 | ○ | 約62,000円 |
WXR18000BE10Pは、下位機種よりも6GHz/5GHz帯の速度・アンテナ数・10Gbps LANポートで優位ですが、価格差を考えるとコスパは微妙。他社製品(TP-Link、NEC)も選択肢として十分検討に値します。
ちなみに私は購入時にもっと多くの機種の性能を見比べましたが、基本的にバッファローかNECで良さそうです。
「バッファローはダメなんじゃないの?」と感じたかもしれませんが、実は最上位ではない機種たちはしっかりと価格に見合った性能をしているそうです。
最上位機種だけが罠とかひどいですよね。
まとめ:WXR18000BE10Pが「おすすめできない」理由と、購入前のチェックポイント
なぜこの製品は「期待外れ」だったのか
- 体感できる速度・安定性の向上がほとんどない
- 6GHz帯・MLOなどの目玉機能が現状では実用的でない
- NTT光回線(v6プラス等)との相性問題が多発
- EasyMeshや多台数接続時の安定性に不安が残る
- 価格が高く、コストパフォーマンスが悪い
- NEC(Aterm)など他社製品の方が安定・使いやすい場合が多い
性能を求める人・コスパを求める人・安定を求める人の誰にもおすすめできない商品になってしまいました。
ごく一部の相性の良い回線かつ10Gbpsの有線通信ができる方には刺さるかもしれません。
絶対にやめろとは言いませんが、きちんとインターネット回線について知識がる方が購入すべきです。
購入前に必ずチェックすべきポイント
- ネット上の最新レビューや掲示板、YouTubeの実測動画を確認する
- 自宅の回線(特にNTT光・v6プラス等)との相性情報を調べる
- 6GHz帯やMLOの実用性・対応端末の有無を確認する
- メッシュ運用や中継器との互換性・安定性を事前に検証する
- 旧機種や他社製品(NEC、TP-Link等)との比較検討を怠らない
私と同じ後悔をしないように、きちんと調べ上げてからの購入をおすすめします。
5万も出すならほとんどの機種が候補になるので、しっかりと良い機種を選びましょう
代替案・おすすめの選び方
- NEC(Aterm)やTP-Linkなど、安定性・設定のしやすさ・サポート体制で定評のあるメーカーを検討
- 下位機種(WXR9300BE6P、WSR6500BE6P等)でも十分な性能が得られる場合が多い
- 10Gbps回線やWi-Fi 7の恩恵を本当に受けられるか、家庭環境・端末構成を再確認
- 「スペックだけ」で選ばず、実際の使用感やトラブル事例を重視する
そもそも最上位機種のスペックがいるのかもきちんと考えましょう。
私は何でも性能が高いに越したことはないという考えでしたが、今回の失敗を経て考えが変わりました。
自分に必要な性能で価格が低めな魅力的な製品を購入することが買い物上手であり、より満足のいく生活を送れるのだろうと痛感しております。
やたら高い金を払って失敗すると本当に悲しいです。
結論:スペック至上主義は危険!「体感」と「安定性」を最優先に
私自身、「スペック表の数字」や「最新規格」の響きに踊らされてしまったことを強く反省しています。
WXR18000BE10Pは、現時点では「宝の持ち腐れ」になりやすく、価格に見合う満足度を得られません。
特にゲーミング用途や多台数・メッシュ運用、NTT光回線ユーザー、NECからの乗り換えを検討している方は、必ず実際のレビューやトラブル事例を確認し、慎重に選択することを強くおすすめします。
「高額投資=快適なネット環境」ではない――この教訓を、ぜひ皆さんのルーター選びに活かしてください。
買って良かった家電
今回のWi-Fiルーターは2025年に買って良くなかった物として下記記事で消化しています。
上記の記事で買って2025年に買って良かった家電も紹介していますし、生涯で買って良かった家電をTOP10だけに厳選した記事もあります。
10個だけしか載せられない縛りで更新している記事ですので参考になるはずです。
ぜひ見てみてください!

