評価:2.5
「服のシワをサッと伸ばしたい」
「わざわざアイロン台を出したりするのが面倒」
「旅行や出張先でも服のシワを伸ばしたい」
ある程度外見を気にするなら、気になってくる服のシワ。
私はおしゃれなわけではありませんが、さすがに服がシワシワなのは格好悪いかなと思います。
そんなわけで、手軽に服のシワを伸ばせるであろうパナソニックの衣類スチーマーを購入しました。
1年ほど使用しましたが、思っていたほど手軽ではないと感じました。
この記事では以下の内容をお伝えします。
- パナソニックの衣類スチーマーの特徴
- 手軽ではないと感じた理由
- 使い方のコツ
- 他者の口コミ
シワが伸ばせないわけではないが、思ったほど手軽でもありません。
私が求めるレベルが高すぎたのかも。
ぜひ参考にされてください。
購入したのはNI-FS780
私が購入したのはNI-FS780という機種です。
軽量で持ち運びやすいデザインと立ち上がりが早い点に惹かれて購入しました。
立ち上がりの早いスチームが魅力
サッと使えてサッとシワを伸ばせるものが欲しかったので、立ち上がりの早さは魅力的だと感じました。
実際に立ち上がりは早く、公式が書いている19秒よりも早い15秒くらい。
水タンクの容量は115mLで、連続運転可能時間は10分。
3着かけれるかなぁくらいの容量です。
タンクに水を入れずらいのが難点に感じています。
これについては後ほど詳しく書いています。
どこにでも持っていけそうな軽量デザイン
本体が小さいのも魅力です。
購入したのが旅行に行く前だったので、ホテルでも使いたい要望をかなえてくれました。
- サイズ 8×13×16.5㎝
- 重さ 690g
- コードの長さ 2.5m
荷物として邪魔に感じることもなかったので、デザインは文句なしです。
2WAY仕様で普通のアイロンのようにも使える
衣類スチーマーですが、直接布にあてて普通のアイロンのようなプレス仕上げも行えます。
この2WAY仕様があるのも購入する時の保険になりました。
我が家には普通のアイロンもなかったので、たとえスチームがダメでもアイロンとして使えばいいやと思いました。
ただ、布にあてるなら反対側に台がないといけませんよね。
そこで活躍するのが簡易的なマットです。
手を出しやすい価格だった
およそ15,000円で購入しました。
家電としてはめっちゃ高くはないけど、安物でもない絶妙な価格です。
思っていたより手間がかかる
実際に1年ほど使用しての感想は冒頭でも書いた通りで、思っていたより手軽じゃありませんでした。
シワをサッとは伸ばせない
初使用で、シワを伸ばそうとスチームを当てた時は「ん?」ってなりました。
シワに変化が感じられなかったからです。
しっかりとシワを引っ張りながら、ゆっくり当てていくとシワが伸ばせます。
思ったより時間がかかってしまう物でした。
彼女(当時)も今まで慣れていたアイロンの方が使いやすいと感じたようで、
って言ってました。
水汲みに行く手間もある
スチームなので当然ながら水を使用します。
なのでクローゼットからキッチンまで移動する必要がありました。
そして、水の入れ方も二度手間です。
まず付属するカップに水を入れなくてはいけません。
その次にカップの水を本体に入れます。
しかも割とこぼしやすいです。
いきなり本体に入れるともっとこぼれやすいのはわかりますが、入れやすくしてほしかった。
シワを伸ばすにはコツがいる
しっかりとシワを伸ばすにはコツがいります。
- ハンガーにかけた衣類はボタンを閉じて、しっかりと伸ばす
- スチーマーはかなりゆっくり動かす
- 適切な距離からスチームを当てる
スチームの距離は服の素材で変わるようですが、面倒なので覚えてません。
シワがなかなか伸びなかったらスチーマー本体を当てるようにかけています。
立ち上がりは早いのですが、シワを伸ばすのに時間がかかります。
水を汲む手間も考えると、思っていたより手軽じゃないって感想になりました。
最新機種(NI-FS790)との違いはスチーム量
1年使用している間に新型が出ました。
まぁ毎年出るんですけどね。
最新機種では何が変わったのか調べました。
商品名 | NI-FS780 | NI-FS790 |
---|---|---|
消費電力 | 950W | 950W |
本体サイズ | 8×13×16.5㎝ | 8×13×16.5㎝ |
本体の重量 | 約690g | 約690g |
電源コードの長さ | 約2.5m | 約2.5m |
スチーム穴 | 6穴 | 6穴 |
温度 | 高温:約160℃ 中温:約140℃ 低温:約110℃ |
HIGH:約160℃ MED :約140℃ LOW :約110℃ |
立ち上がり時間 | 約19秒 | 約19秒 |
スチーム量 | 平均約11g/分 | 平均約15g/分 |
タンク容量 | 約115ml | 約115ml |
連続使用時間 | 約10分 | 約7分 |
スチーム機能 | 連続パワフル&ワイドスチーム 360°スチーム 瞬間4倍パワフルスチーム |
連続パワフル&ワイドスチーム 360°パワフルスチーム |
正当な後継機となるNI-FS790との比較です。(2023年3月発売)
赤文字の部分が違いになっています。
1分間当たりのスチーム量が多くなっていますね。
少しはシワ伸ばしの時間が短縮されていることが期待できます。
ただし、タンクの容量が変わっていないため、連続使用時間が短くなっています。
NI-FS780の感覚だと、7分では2着くらいシワを伸ばせるかなって感じです。
また、瞬間4倍パワフルスチームが削除されました。
いっきに4倍のスチーム量を放つので、頑固なシワに使えましたが、いらないと判断されたのかな。
NI-FS790は基本的なスチーム量は進化しましたが、NI-FS780は4倍スチームで対応できていたので、安く買えるならNI-FS780で良さそうです。
NI-FS780の口コミは評判良い
割と良いように言われているイメージがあったパナソニックの衣類スチーマー。
実際にネット上で言われている口コミを集めました。
良い口コミ
シワがよく伸びるし、出来栄えも満足。
簡単でアイロンに抵抗がなくなった。
スチームが心地よくて、アイロン掛けしたくなる。
出来栄えも心地よい。
まだ、慣れてないので隅っこを伸ばす時に、たまに手がスチームに当たってしまい熱くなってしまうことはある。引用元:価格.com
いちいち、アイロン台もいらないので、お手軽に利用でき重宝しています。
デザインもおしゃれで、おいておいて見栄えもします。
本体も重くなく、また持ちやすいので、使いやすいです。
引用元:価格.com
普通のアイロンと比べたらアイロン台がいらないので省スペース
けっこうシワがとれます引用元:価格.com
軽くて腕が疲れません。蒸気も結構長持ちしました。立ち上がりの早いのも気に入りました。
引用元:ヨドバシ.com
扱いやすいのは間違いないです。
シワがよく伸ばせるかはコツ次第なのか?簡単に使いこなせるものではないと思っています。
シワを伸ばしている手に当たるとほんとに熱いです。
悪い口コミ
丁度1年ぐらい前に妻に頼まれて購入。
実際使って見たら、スチーマがいまいちらしく、
最初の数回を使って今は未使用。。。引用元:価格.com
立ち上がり、蒸気の継続時間、軽さ等はおおむね満足ですがハンガーにかけて専用手袋をして服を引っ張って作業しても不安定でやりにくさはいなめないです。また袖や服の裾を伸ばしたい時が難しいです。
引用元:ヨドバシ.com
なんかCMみたいにはならなかったです。
使い方が下手なのかな。コンパクトなのは良いです。
結局、使わずに押入れに眠ってます。引用元:ヨドバシ.com
思っていたより使いにくいという意見がちらほらあります。
私も同意見です。
口コミのまとめ
調べていて感じたことは、やっぱり良い口コミが多いです。
満足されている方の意見がほとんどでした。
普段からどれくらいアイロンがけしているか、それだけ衣類スチーマーを使いこなせるかで意見が変わってきそうなのかなと思います。
超簡単で超便利ではないというのが私の総評です。
しっかりと納得してから買うべし
シワを伸ばすという役割は果たせるので、意外と手間がかかるとわかっていれば悪い買い物でもないと思います。
出先にも持っていきやすいので、旅行や出張用としては全然アリです。
パリッとした感じを求める人には絶対に向いてません。
しっかりと納得してから購入しましょう。
買ってよかった家電ランキング
今回の衣類スチーマーはあまり満足できる買い物にはなりませんでした。
家電ランキングの記事では、誰にでもおすすめできる家電たちを紹介していますので見てみてください。