共働きで猫を飼う事に否定的な意見もありますが、実際に飼っている方も多くいます。
共働きでも猫は飼えますが、家に誰もいない時間が長いのでペット家電による飼育の自動化は必須です。
私が猫を飼ってから半年が経ちましたので、今回は共働きが猫を飼うために購入したペット家電をご紹介します。
特に自動給餌機と自動給水機は必須レベルになりますので、実際の使用感を参考にされてください。
ちなみに我が家は猫トイレは普通のシステムトイレです(自動じゃないやつ)。
共働きが猫を飼う問題点

共働きが猫を飼ううえで問題視されるのは以下の点です。
- 猫の様子をそばで見られない
- 餌や水やりをどうするのか
- 猫と遊ぶ時間をつくれるのか
家に誰もいない状況があるせいで不安要素がかなり多く、共働きが猫を飼うことに否定的な意見があるのも納得です。
私も、可能ならば家に誰かいるべきだと思います。
しかし、それができなくても猫を飼いたいのであれば上記の問題点をできる限りなくすべきです。
それぞれの問題点とそれを解決できるペット家電をご紹介します。
猫の様子をそばで見られない

大人の猫でも不安だし、子猫は体調が不安定だったり、家の中の小物を食べてしまう恐れがあります。
特に飼い始めは家に慣れていないこともあって大人の猫でも体調を崩す可能性が十分にあるので気を付けてください。
できれば飼い始めるタイミングは長期休暇でそばにいてあげられることが望ましいです。
共働きは必ず猫を一匹でお留守番させるようになってしまいますので、そばにいてあげることは難しくても猫の変化を見れる状況は用意すべきです。
そこで我が家が用意したペット家電が以下のものになります。
- ペットカメラ
- スマート首輪
ペットカメラでいつでもスマホから家にいる猫を見ることができるようにしました。
スマート首輪も優秀で、猫が寝ているのか動いているのか教えてくれますし、室温や嘔吐の検知までしてくれます。
不安に思ったらいつでもカメラで様子を見れるのは猫はもちろん、人間側の心理的にも安心できるので是非検討されてください。
餌や水やりをどうするのか

当たり前ですが猫は餌や水が必要ですし、人間と同じく一日で数回に分けて補給します。
共働きは日中は家に誰もいないことになりますので、誰が餌や水をあげるのかが問題です。
これに関しては絶対にペット家電が必要だと感じました。
一日分の餌をすべて皿に盛りつけていく方法もありますが、餌のニオイや食べ過ぎるなどの問題点があるためおすすめしません。
- 自動給餌機
- 自動給水機
自動給餌機は名前の通り餌(ドライフード)を自動で与えてくれるペット家電です。
タンクに餌を入れておけば、スマホから餌を出す命令もできますし、スケジュールを設定して毎日決まった時間に自動で餌が出るようにもできます。
自動給水機は給餌機とは少し異なり、常に水がある状態にはなります。
ですが、定期的にフィルターを通して水を入れ替えるので、水がきれいな状態をキープしてくれます。
猫と遊ぶ時間を作れるのか

猫が家の中を歩いているだけで可愛くて幸せという方もいるでしょうが、実は猫と遊ぶ時間は必須です。
遊びは脳に知育を与えるし、身体的にも運動不足を解消できます。
どれくらい遊べば良いかというと、1日30分と言われていて、できれば10分を3回のように分けて遊ぶことが望ましいです。
二人とも仕事帰りで疲れていても遊ぶ時間が必要になります。
始めはできる気がしますが毎日となるとかなり大変でしたので、自動で動くおもちゃを購入しました。
ですが、人が遊ぶより動きが単調になり飽きることもありますので、時間や元気があれば飼い主が遊んであげましょう。
実際に購入して活躍しているペット家電

私が共働きで猫を飼うために購入したペット家電をご紹介します。
- 自動給餌機
- 自動給水機
- ペットカメラ
- スマート首輪
- 自動で遊ぶおもちゃ
さらに、猫のために購入した家電ではないですが結果的に猫を飼う上で活躍している家電が以下のものです。
- ロボット掃除機
- 空気清浄機
- エアコン
どのように活躍しているかを簡単にご紹介していきます。
私が購入した機種の内容でご紹介することになりますが、同じ機種を買う必要はなく、同じジャンルでご自身の環境に必要な機能があるものを購入されてください。
自動給餌機 【PETLIBRO Granary】

共働きが一番に直面する問題が餌やりです。
私が使用しているのはPETLIBROのGranaryという自動給餌機で、カメラが搭載されているモデルにしました。
アプリで指定した時刻に指定した量の餌を出してくれるので、共働きの我が家では必須のペット家電です。
餌を入れておく部分のパッキン等の密封性が高く、本体から餌のニオイが漏れてくることはありません。

正直カメラ機能はいらないかもしれません。
ペットカメラは確認しますが、この自動給餌機のカメラを確認することはかなり少ないです。
自動給水機 【エルフィン給水機 E1+】

自動給水機に関しては私が購入したエルフィン給水機が一番良いと感じています。
この給水機のすごいところはモーターが存在しないことと、コードレスにもなる点です。
基本的に自動給水機はモーターを使用して給水するので、モーター部分の手入れが大変だったり、最悪のケースだと漏電して猫に感電する可能性もあります。
エルフィンはモーター部分の役割をマグネットで行っており、猫への感電リスクはゼロになるし、洗いやすいので手入れも簡単です。

クラウドファンディングで制作された過程があるので、猫の飼い主たちの思いを実現したつくりになっています。
電源につないだまま使用もできますし、充電したらコードレスでの使用も可能です。
モーターがないので動作音もほとんどありませんし、その他の細かい設定も可能ですので自動給水機はエルフィンを最もおすすめします。
この商品はAmazonや楽天での取り扱いがありませんので、公式サイトで購入しました。
ペットカメラ 【ELEPRO】

ペットカメラはなんでも良いので1台は購入しておくことをおすすめします。
特に猫を飼い始めたばかりのころは様子が気になりすぎてしまうので、猫のためにも自分の心を落ち着かせるためにも活躍してくれるペット家電です。
私が購入したものは値段も手ごろながら、スマホのアプリからリアルタイムでフルHDで確認できますし、マイクロSDカードを挿入すれば録画も可能です。
夜間でも暗視みたいな感じで見れるので今のところ不満はありません。
自動追尾機能もありますが、家にいる人間にも反応するので私は使用していません。
スマート首輪 【Catlog 2】

この首輪を猫に着けてあげるとスマホアプリに猫の状態が記録されていきます。
水や餌を食べたタイミングや寝たとき走り回ったとき等を検知してくれるのです。

まだβ機能ですが、猫の嘔吐も検知してくれます。
普段と違う異常が起きたときはアラームを上げてくれるので、共働きでは猫の状態を記録してくれるのはかなり助かります。
猫が首輪を嫌がるタイプの子であったら嫌がるのが欠点ですが、練習用の首輪もCatlogが出しているのでチェックしてみてください。

記事執筆時点では首輪の第2世代がAmazonと楽天にありませんでしたので公式サイトのリンクを載せておきます(旧型の第1世代はあったので注意)。
自動で動くおもちゃ 【Mycat キャットレーザー】

共働きだと仕事から帰ったら家事を行う必要がありますので、遊ぶことが無理ではありませんが時間的な余裕はありません。
そこで導入したのが自動で動いてくれる赤外線レーザーのおもちゃです。
このおもちゃは一定時間動くと一旦停止して、2時間ほど時間をあけてまた動いてくれますので、猫の遊びすぎも防止してくれます。
自動で動かないモードもあるので手に持って自分で遊ぶことも可能です。
猫じゃらしなどの羽が付いているものや細かなパーツがあると、外れてしまって猫が誤飲する可能性もありますので、レーザーのおもちゃの方が安心だと思います。
猫を飼ってから活躍が増えた家電たち

もともとは猫用に購入した家電ではありませんが、以下の家電も猫を購入してから「買っておいてよかった」と感じた家電ですのでご紹介しておきます。
- アプリ操作できるエアコン
- ロボット掃除機
- 空気清浄機
エアコンは猫を飼うようになると基本的につけっぱなしにしていますが、春の本当にエアコンいらないと感じる気温の時はもったいないのでアプリから室温を確認してエアコンを切ることもあります。
ロボット掃除機と空気清浄機は猫の毛を吸ってくれますので、おうちの中が抜け毛だらけになるのを防いでくれます。
基本的にはこの2つの家電のおかげで抜け毛は気になりませんが、換毛期は無理です。
ロボット掃除機と空気清浄機がいても毛まみれになります。

この2つの家電がなければもっと悲惨だったことを考えると、猫を飼う前に使用していた時よりもさらに活躍してくれています。
共働きが猫と暮らす1日の流れ

実際に共働きが猫と暮らす1日の流れをご紹介します。
我が家は生まれて半年の猫をお迎えしたので、誤飲やケガが不安で家に誰もいない間はケージに入れていました(いわゆるケージ飼い)。
慣れてきて大丈夫だと感じたらケージから出しっぱなしでも良いと思います。
では実際に共働きが家電を駆使して猫と暮らす1日の流れをご紹介します。
- 起床したらケージを開けて猫と戯れつつ準備
- 自動給餌機から餌が出る(ここは手動でもできる)
- 2人が出勤するタイミングで猫をケージへ入れる
- 仕事の昼休みにペットカメラや首輪で様子を確認 餌もお昼に自動で出る
- 2人が働いている14~15時あたりでも自動給餌機が餌を出す
- 仕事が終わり帰宅 手動でウェットフードを用いた餌をあげる
- 家事をしながら様子を見て、餌を食べてしばらくしたらおもちゃ起動
- 人間側の家事や晩御飯、お風呂を済ませる
- ようやく猫とのふれあいタイム
- 就寝するタイミングで猫をケージに入れる
上記のような流れです。
ちなみに自動給水機はずっと水を入れ替えながら動き続けています。
猫に触れあえる時間は最後のひと時のみです。

ペット家電を使用していない場合のスケジュールはもっと大変になりますので、共働きはペット家電が必須と言っても過言ではありません。
子供がいたらなおさらです。
猫も命を持つ家族ですので世話を蔑ろにすることはあってはなりません。
「共働きでも猫は飼える」と言われていますが、それはできる限り猫の世話をする前提の話であり、簡単ではありません。
難いことをしようとしているのですから、少しでも難易度を下げるためにペット家電の導入はしっかり考えてください。
共働きが猫を飼うのなら手動のみでは難易度が高すぎる

ここまで私が実際に共働きで猫を飼って、ペット家電に助けられている話をしました。
家電なしでは難しいことばかりだし、猫にも共働きなりにできるだけ良い環境を用意してあげたいと思いますので、ペット家電の導入はぜひ検討されてください。
私が次に気になっているペット家電は自動トイレと猫用の乾燥機です。
トイレは1日に1回しか回収してあげられていないので、きれい好きの猫のためにも清潔な状態を保ってあげたいので、お金に余裕がある方は自動トイレもご検討を。
乾燥機は実際に猫をお風呂に入れてあげると理由がわかると思います。
家電じゃないけどおすすめな猫用品

実際に私が購入して良かったと感じている家電以外のものも最後に紹介しますので、まだ猫用品をそろえていない方は調べてみてください。
- 猫壱 抜け毛取りワイパー
- アイリスオーヤマ コンビネーションサークル
- ねこ工房 にゃんガード
抜け毛取りワイパーは正直コロコロほどは取れませんが、コロコロのようにテープを使用したりしないのでずっと使えます。
集めた抜け毛もワイパーの後ろ部分を動かすだけで簡単に収集されます。
コンビネーションサークルはとにかくどんなサイズのケージを買えばよいかわからない、サイズに不安がある人におすすめです。
ケージを繋げて拡張できるので後からサイズを大きくすることができます。
にゃんガードは脱出防止用の扉になります。
猫を飼うと脱出が怖いので玄関の方へは行けないようにするべきです。
我が家も玄関側につながる廊下の扉を閉めて対策していますが、人間が廊下に出るタイミングで出てしまい、このタイミングで家族が玄関を開けて帰ってきてしまったら脱出できてしまう恐れがあるので購入しました。
しかし、実はまだ届いていません。
他の脱出防止扉よりめちゃくちゃカッコ良い見た目になるのですが、設置する場所に合わせたオーダーメイド品になるので、注文から2か月ほどかかります。
我が家はせっかく見た目にこだわったので、早く来てほしい気持ちを抑えて見た目最強なにゃんガードを注文しました。
買ってよかった家電
今回の記事では猫用の家電をまとめましたが、人間ようにおすすめの家電をTOP10に厳選して紹介している記事もありますので、まだ見ていなければぜひ見てみてください。
厳選された10個ですのでやたらたくさん紹介しているサイトより参考になるはずです。
