パナソニックの炊飯器が2台連続で同じ壊れ方をしたので、今回はタイガーの圧力IH炊飯器を購入しました。
いままで炊飯器は1.5万円くらいの物を購入していましたが、今回は奮発して5万近い炊飯器です。

「高い炊飯器は美味しくお米が炊けるのか、人気メーカーであるタイガーの炊飯器の良し悪しは何か」を実際に3か月ほど使用したので書いていきます。
口コミでは「まずい」「柔らかすぎる」という声もありますが、この辺は心配しなくても大丈夫ですので、理由が気になる方はこの記事を読んでみてください。
タイガーの炊飯器の使用感

私が今回購入したタイガーの炊飯器は「JPV-S」という商品で5.5合炊きのモデルです。
- 2024年8月1日発売
- 価格は4万円台
- 炊飯のメニューは18種類
- お手入れしやすい工夫がされている
- 電気圧力鍋のような使い方が可能
なぜこの炊飯器を選んだのかというと、共働き家庭に向いているのではないかと感じたからです。
以下が公式サイトでのこの商品の紹介です。
忙しい毎日。
時短もしたいし、お手入れはラクに済ませたい。
だけど、土鍋で炊いたようなおいしいごはんが食べたい。
その願い、叶えます。
土鍋のような味わいを、炊きたてでも、保温でも。
手間なく、おいしく。引用:タイガー公式サイト
お手入れや炊飯の手間を少なく、土鍋のような味わいを保温でもという点に惹かれました。
実際に使用してどうだったのかご紹介していきます。
圧力炊きかどうかわかるくらいには違う

電気圧力鍋で炊いた時にも感じましたが、圧力をかけると粒の存在感がかなり強くなります。
ただのIH炊飯器ではごはんが合体してしまっている感じがありましたが、圧力だと1粒1粒の食感を感じるので満足感があります。
ある程度お金を出さないと圧力IHにならないですが、お金を出して1番わかりやすい変化です。
共働きに便利な炊飯メニューたち

この機種に搭載されているメニューは以下の18種類です。
- 白米
- 少量炊き
- 極うま
- エコ炊き
- 冷凍ご飯
- すし・カレー
- お弁当
- 早炊き
- 少量高速
- 麦めし
- 雑穀
- 炊き込み/炊き込みおこわ
- おこわ
- おかゆ
- 玄米
- 玄米GABA
- クイック調理
- スロー調理
長くなりましたが、お米の炊飯以外にも便利そうに感じるメニューがありますよね。
早炊き・冷凍ご飯・お弁当当たりのメニューが共働きのような家事の時間を減らしたい家庭に向いていて、かなり幅広くカバーしてくれる炊飯器だなと感じます。
ご飯をうっかり炊き忘れても早炊きなら半分くらいの時間で炊きあがったりしますが、硬めになりがちな欠点があるとは言え便利で出番が多く助かっています。
冷凍ご飯やお弁当のごはんを作る時にも専用メニューがあるおかげで、普通に炊くよりも用途に特化したごはんを炊けるのが魅力です。
お手入れがしやすいように作られている

今まで使用していた炊飯器は内釜と内ブタ+フタの外側の変な部分とかを洗う必要があったのですが、このタイガーの炊飯器は内釜と内ブタのみ洗えば良いので簡単です。
しかも、内ブタは食洗器に対応しているので手で洗う必要がありません。
以前まで使っていた炊飯器は食洗器不可でしたので、食洗器を使いまくる私としてはとてもありがたいです。
しっかり閉める必要がある

圧力IH炊飯器だからかわかりませんが、軽く閉めただけでは閉まりきらずに勝手に開いてしまいます。
ちゃんと閉めれば良い話ではありますが、思っているより閉まっていなくて、閉めたつもりが開いて何回もガチャガチャすることがあるのです。
ボタンの押しやすさも含めて開きやすさは素晴らしいのですが、逆に閉まらないことがあるので慣れるまで少し戸惑いました。
口コミで「まずい」「柔らかすぎる」と評判される原因

タイガーの炊飯器の口コミで検索すると上位に出てくる内容が「まずい」「柔らかすぎる」です。
基本的にネット上に投稿される口コミは悪い内容が多く、気にしていない人や気に入っている人はわざわざ口コミは書きません。
しかし、口コミに書かれている内容は購入の参考にするべきで、無視できるものではありません。
今回は私が実際に使用した経験からこの口コミについて解説いたします。
「まずい」という口コミについて

これに関しては好みの問題もあるのかもしれませんが、圧力で炊いた米として普通に美味しく感じます。
お米の炊き方には人によって好みが存在し、合わなかった方々が書かれているのでしょう。
合う合わないは実際に食べてみないとわからないことですので難しいです。
炊飯器が目指すところは結局「土鍋で炊いたような」感じですので、味の違いが鮮明にわかる方々はやはり土鍋の方が良いと感じると思います。
ここは難しいところですが、現在高価ではない炊飯器で炊いて不満が無いのであれば、間違いなくタイガーの炊飯器で炊いたお米は美味しく感じるはずです。
「柔らかすぎる」という口コミについて

我が家は米が柔らかく炊けるのを避ける傾向にあります。
なぜなら……
というヨメちゃんの好みの問題です。
お弁当をつくるときもお米が柔らかいのは嫌うので硬めに炊く傾向があります。
今までの炊飯器同様に私がメモリを見ながら水を入れて炊飯しても柔らかくなったことはありません。
ヨメちゃんに文句を言われたこともありません。
なぜ「柔らかすぎる」と言われるのかはわかりませんが、柔らかいと感じるなら炊飯時の水の量を減らせば良いだけなので、買ってしまった後からでも対応できます。
炊飯器にお金をかけた意味はあったのか

良い炊飯器を買って人生変わったのかと聞かれたらNOです。
そもそも私がそこまでお米の炊き方にこだわらないからだと思います。
ただ、そんな私でも圧力をかけて炊いているかどうかはすぐにわかるほど差があります。
美味しく炊くことが最優先というよりも、メニューが豊富・お手入れがラクというのが使い勝手に直結する大事な機能だと思います。
炊き立てが同じ美味さでも、弁当にした時に差が出るから共働きにはオススメです。
自分しか食べなくて毎回炊きたてを食べられるならここまで高価な炊飯器はいりません。
保温してしばらく経つお米を食べる・お手入れを簡単に済ませたい方は高価な炊飯器は効果ありです。
高価な炊飯器に手を出すのであれば、人気なメーカーであるタイガーは間違いのない選択肢になるでしょう。
買ってよかった家電
私が生涯買ってよかったと感じる家電をTOP10までに厳選した記事がありますので、良かったら見てください。

また、TOP10には入っていないけど良かったなと感じる家電もそれぞれの都市でまとめているので是非。
